食い物日記番外編 スイス出張 200603
3/20 キーワードは『十二時』(>_<)
時差ぼけもあったのか早朝に起床(^_^;
んがしかし、町は完全に霧の中…つーか…雪?(^_^;
起きてみれば、ごらんの通り昨夜よりも深い霧が街を包んでいたりする。
これでは目印が何も見えなくなるだろうなぁ…どうすべ(^_^;
それはさておき、腹ごしらえ。
食わねば歩くこともできませぬ(^_^;
北欧の野菜の多いビュッフェで朝食(^_^;
野菜というよりも果物だったりするんだけど、豊富であることは確か(^_^)
ベーコンにソーセージ、スクランブルエッグととりあえず、
胃袋に片っ端から放り込んで出かける(^_^)
出発は四時の飛行機なので二時くらいまでは自由時間になるはずだが、
極寒の下の散策は…辛いかな(^_^;
そうそう、部屋はこんな感じだった(^_^;
さて、ざっとした予定を地図を見ながらおさらい。
まあ、昨夜のように迷子にはならないだろうけど、
基本的な計画としては…。
まず、一番奥の人形姫を見て、それからゆるゆると戻ってくるのが一番(^_^;
前回辿ろうとしたルートだけど、かなり時間のかかるのを昨夜実感(^_^;
そんでもオステッド公園まで直進してそこで右折して、
五角形のカステレーテまでまず辿り着けばなんとかなるだろう。
ということで、出発。
外に出てみれば、昨日目指した教会も霧の中(^_^;
多少、晴れてきてはいるようだけどね(^_^;
川は相変わらず凍っているし、何よりも寒い!
川沿いに進んでランゲ橋を渡り、アンデルセン通りを目指す。
それにしても、さすがに月曜日の交通量(^_^;
自動車も自転車(これが多い)も随分と多いし、
幼稚園児の集団やらと多数遭遇(^_^;
それにしても自転車に乗る人は、右手を挙げた右折や左折の合図を
ちゃんと出すんだな。
気がつけばアンデルセンも途方に暮れるほどの寒さ(^_^;
気温の表示はマイナス三度…冷蔵庫よりも寒いではないか!
どおりで、しばれるわけだ…昨夜よりも一枚多いとはいえ…
足りない予感がする…というか…実感?(^_^;
手袋を買おうにも、まだ店は開いてない。
コーヒーを飲むとトイレに行きたくなりそう…ということで、とりあえず耐えることに(^_^;
とりあえず市庁舎の前をそのまま先へ(^_^;
ここの町並みは、風情があるなぁ(^_^)
無数の煙突や、石造りの大きな建物、
大きな通りと小さな路地の絡み合いなんかもあって、
物語チックな印象があるある(^_^)
最初の曲がり角で『オステッド公園に到着』(^_^;
ここから曲がってノア・ボル通りに入るのだが、
通りを歩かず、公園の中を散策してみる。
ま、池も凍りついて寒かったが(^_^;
やっぱ、春から夏の国なんだろうなあ(^_^;
公園からでて、そのまま通りを更に直進すると…
植物園と向かい合った『ローゼンボー宮殿』に到着(^_^;
この『ボー』だが、つづりを見ると『brog』なのだ。
もともと王国系やドイツ語がベースなので、それをそのまま訳せば、
『借り』とか『つけ』とかになってしまうが…恐らくは『burg』つまりは城なんだろう。
ここは『薔薇の城』ということになる。『berg』なら『薔薇の山』だが(^_^;
正面に回り込んだら、なんだか銃を持った兵士がいたので、
入れないかなと思ったら、裏からは普通に入れました(^_^;
で、裏から見た『ローゼンボー宮殿』(^_^;
複数の庭園があって、かなり散歩コースがある。
裏の入り口でも衛士が見回っていたりして、なんか侵入者な気分(^_^;
池も半分以上凍っているんだが…鴨たちは元気に泳いどるのう…。
さて、通りに戻って更に進むと、ちょっと目立つ建造物が見えてくる。
そして大学と劇場?(^_^;
どうもそうらしい。
辻向かいにあった博物館にもそそられたが、
時間が早くてまだ開いてない(ToT)
早起きは三文の得ってわけではなさそうだった…残念(^_^;
更に歩き続けると、駅の近くに到達。
これでだいたい一駅分くらいらしい。
線路内に爆発する芸術とシンプルな集合住宅(^_^;
まあ、この辺はどこでも同じかなぁ…
結構な高さがあるのにどうやって入って書いたんだか…
黄色い集合住宅は人の生活があまり感じられなかったけど、
使っているのかな?
などと思いながら駅を通り過ぎたあたりで、
やっとの思いで『カステレッテ』に到着(^_^;
この時点で、かーなり身体が冷え込んでおります…
そりゃそうだよなぁ…三十分以上氷点下にいるんだから(^_^;
ま、それはさておき園内に足を踏み入れてみる。
濠があってその中にも島があるような感じで、そこに入ることも出来る。
まずは外周にそって濠のそばをゆっくりと歩く。
鴨が泳いでいるところ以外は前面凍結(^_^;
しばらく行くと、小さな橋がある。
その奥にゲートが見えたりするのだが、
結構平気に、普通の車も入って行ったりするので
こちらも真似して(^_^;
ゲートをそのままそ知らぬ顔で通過して奥へ(^_^;
中は兵舎なんだか分からないけど、普通の家並みと、
教会、駐車場なんかもあり、前の写真みたいに風車まである。
何に使ってた場所だっけ?(^_^;(後日調査?(^_^;)
盛り土の部分には大砲もあったりした(^_^;
海岸線に近づいたせいではなかろうが、かなりの霧が出始めて、
しゅういがウッスラとしている。
そんでまた、どんどん冷えて行くようだ(^_^;
まあ、反対側に来ても前面凍結は続く…寒い!(ToT)
特に景色がいいわけでも、ないので、そのままカステレッテを突き抜けて、
海岸線に向かう。どの辺がどの辺やら分からないが、
行けば人魚姫くらい有名なら分かるだろう。
もっとも…『世界三大がっかり』の一つだったりするのだが(^_^;
(残り二つは『マーライオン』と『しょんべん小僧』だったかな?)
波止場に出て、『人魚姫』…じゃないなこれわ(^_^;
特に表示もないので、とりあえず、地図の印を頼りに進んでみる。
どーみても…違った方に行っているような気もする(^_^;
見えるのは果てしなく続くかに見える岸壁と…くま?(^_^;
いや、どうみてもこの果てしない先に『人魚姫』があるとは思えないので、
そそくさとUターン。完全に凍りついて身動きの取れなくなっている
ヨットの波止場をぐるっと回って反対側へ戻り、
そのまま、しばらく歩いていくと…
ついに発見!…それにしてもさびしげな(^_^;
アングルを少々変えて二枚(^_^;
北欧の海は寂し過ぎるよなぁ…。
物語的にも暖かい奇麗な海、地中海とかその辺が
似合いそうだとおもうのだがどうだろう?
ちなみに、突然のツアーバースが来襲して、
大量の外人を吐き出し始めたので、これで退散。
少なくとも、午後、寂しがることはなかろう…恥ずかしがることはあるかも知れないが(^_^;
さて、港の公園を抜けてブレースゲーゼ通りにもどり、
駅の方向へと戻りながら、昨夜、迷い込んだ辺りを改めて見て回る。
今度は間違えずに『アマリエンボー宮殿』(^_^;
そこを右に曲がると正面は『フレデリクス教会』(^_^;
ちなみにこっちの自転車は前輪の前にかごがあります(^_^;
車輪と籠は同期しないらしく、なんとも上手い作りになっているようだ(^_^;
他にも荷物入れとか他いろいろタイプがあったけど、
方向転換とか操作性から行ったら逆のほうがいいだろうなぁ…
などと思いつつもとりあえずフレデリクス教会の中へ(^_^)
ああ、ここはやっと暖かい場所でした(^_^;
見事な大空間を眺めながら、体を暖める(^_^;
聖人の描き込まれた巨大な穹窿天井。
巨大な十字架のある正面と
パイプオルガンの組み込まれた側面の壁。
それにしても凄いものだ…宗教の力ってのは…(^_^;
身体が休まったところで、再度面へでて、更に先を目指す。
ここを真っすぐ進めば、昨夜のコンゲストニュートゥー広場まで出るはず。
ちなみに、道沿いの店の入り口は地価に掘り込んである。
なんでこうなるかな…?
どういう利点があるのか分からないのだが…(^_^;
とにかく、北欧系はこんなのが多い。
中を覗くと、ちゃんと営業しているようではある(^_^;
昨夜の起点となった『コンゲストニュートーウ広場』に到着(^_^;
さーむかったので、こちらで有名なデパート、
『マガシン・デ・ノルド』に入る(^_^;
買い物は特にしなかったが、品ぞろえなんぞ見て回る。
地下はやはり食料品で、中が雑貨衣服、最上階がレストランと喫茶。
何か…とも思ったが特に何も無かった。食器磁器類にも
ロイヤルコペンハーゲンとかなかったのは本店があるからかな?
さて、デパートを出て更に進み、
『ストロイエ』に入って『ニコライ教会』の脇を通り(入れません(^_^;)…
開けたところに出ると…ロイヤルコペンハーゲンのある広場(^_^)
今度は開いていた、『ロイヤルコペンハーゲン』に入る(^_^;
思ったよりも店内は狭かった。
そんなもんなんだろうか?
中は三階ほどあって、磁器の類が所狭しと並んでいる。
一階は最新作、二階のへの途中にイヤープレートの展示室があり、
二階は様々な高級磁器の展示室、三階に上がるとかなり広い
売り場が続いていて、色んなものが買える。
ティーカップから、ろうそく立てまでなんでもオッケー(^_^)
上がったり下がったりしながら、自分の目利きの勉強などしたりしつつ、
磁器の美しさを楽しむ。
飾りの付いた磁器などはとても奇麗…写真は撮れなかったが(^_^;
もともと磁器は焼いて、冷やすという工程の中で形が大きく変化するから
ちゃんとした比率でものを作ったり、高さを作ったりするのが
難しいらしい。ということで、マイセンの磁器で作られた、
『磁器のパイプオルガン』は、超一級品なのだそうだ(^_^;
(そもそも長さと太さが変わるから音階を合わせるのが地獄(^_^;)
土産を買おうかとも考えたが、破損の可能性と、
その時の金額の損失を考えて、諦めた(^_^;
チャンスは出張の復路にもあるはずだしね。
さて次は『クリスチャンボー』の城へ(^_^;
月曜なので空いているのかどうかも分からないのだが(^_^;
と思ったらやっぱり博物館休みでした(ToT)
もう一箇所は『十二時』に開くという事なのだが、
三十分少々時間に余裕があるので、更に周囲を巡り…
とりあえず、周囲一望するとこんな感じ(^_^;
周囲散策を続けていたのだが、
『十二時』に美術館に入ったとして、
一時までにホテルに戻れるのだろうか?
と、考えて、こちらはどうせ月曜は駄目なのだからと、
ストロイエを通過して、市庁舎見学を優先することにした(^_^;
またしても、途中の教会で一息…寒いからね(^_^;
途中の広場で神殿っぽいのに惹かれつつも先へ(^_^;
到着した市庁舎の中で入り込むと、そこは別世界でした(^_^;
オスロとかと同じで、内部を一般に開放しているらしい。
結構オープンに人がふらふらしている。
二階、三階、中庭と巡ったが、どうしても
目標の世界時計と、展望台への入り口が見つからない…。
玄関に戻って受付に聞くと…(^_^;
一日一回、十二時からのみ案内付きで…登ることが出来るとか…
なな、なんと、十二時だったらぎりぎり間に合ったじゃん!(^_^;
しかも、看板の裏には修正前の昼食時、一時間前後三回の予定が…。
変わったのか…しかも…一日一回だけとは思わなかった…。
んがしかし、今から博物館を目指しても無理なので、
とぼとぼと、ホテルへ(^_^;
チェックアウトも早々に昼食のブュッフェに…
朝と同じで…しかも朝より高かったでした(ToT)
まあ、そんなこともあるよねと思いつつ飯をゆっくりと仕上げて
二時過ぎくらいにホテルを出て駅へ向かう。
いや、疲れるわ…やっぱり巨大な荷物を石畳の上をゴロゴロと
引きずって歩くのは…(^_^;
電車も直ぐに来て、十二分な時間を持ってチェックイン(^_^)
さて、会議の予習でもしようか、メールのチェックでもしようかと
PCの電源を入れてみれば…
何故かブルー画面が出て強勢リセット(ToT)
何も思い当たるふしがないのだが…どーなっとるんだマイクソ製品は(ToT)
勝手に何かアップデートしたのか見当もつかない。
セーフブートで起動してネットワーク設定で無線LANのドライブを
アクティブにすると間違いなく死ぬ…
どーすべー…ホテルも会議も無線LANが基本なのに(ToT)
本国の人間には『何かしらトラブルを起こさないとならない性質』とかとまで
言いたい放題に言われる結果となりました。
別に好きでやってるんじゃねーやい!(ー_ー#
つーか、言われたくない人でした(^_^;
有線LANなら正常に動作するだけでもまし。
明朝は早めに行かねばならないだろうなぁ(ToT)
さて、時間は十分。行く手を任せる機体を眺める(^_^)
前回と違って、フライトは順調。
なんか喉が痛いし、咳も出たけど、鳥インフルエンザでは無かろう
食ってもいないし。
夕方七時にホテルについて、それはそれは狭い部屋へ…
回を重ねるごとに待遇が悪くなっているような(-_-#
仕事で来ているのだからとはいいながらも、
もう少し、良い部屋にならんもんだろうか…
しかも風呂付きで無かったの大クレーム上げて、
部屋を変更してもらい、まあ多少まともな部屋になったが…
あまり早く予約するのも考えものかなぁ。
さて、まだ出来上がっていない本土向けレポートと、
明日からの資料をざーっと眺めて、やっぱり頭に入りきらないのを確認すると
とりあえずひとっぷろ(^_^;
さて明日からまた英語三昧の日々…大丈夫かなぁ(ToT)
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