第一章 『北欧よりの訪問者』


      秋の休日に克也は美術館を訪れる。千古の世界を現在の人々が 
     再現する中、克也の思いも暫し現在を離れ、神話の時代へと想像の
     翼を広げる。雄々しく逞しい北欧の神々の荒ぶる時代は、終焉を迎え
     舞い降りた筈の人の時代は真の安息と成り得るのか。そう問い掛ける
     女性の瞳は深く、静かに克也を見つめる。
     

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