第三回スイス出張編 四日目
9/24 氷河を望みつつシュニッツェルミットポメス!(>_<)
ガクン…エレベータが止まった…え!?朝一監禁(ToT)
馬鹿みたいな本当の話…週末のホテルは一日郊外で取る予定だったので、
ホテルに荷物を預けるべく階下へ…。
実際には知人の部屋で預かってもらうことにしたのだが、
その階でエレベータが止まったものの扉が開かない。
上にも下にも戻れない…
まじ?(ToT)
マイクみたいなもんは見つからないし、
呼び鈴を押してピーピー音がなっても誰も来てくれない。
目の前をガラガラと何かを運ぶ音は聞こえるのに…(ToT)
で、どーしよーもなくなってエレベータの中から知人に助けを求めた(ToT)
結果的には数分後、どこかの階で呼ばれてエレベータは動き出し、
無事救出されたのだが…いやびっくりした(^_^;
携帯電話持って無かったらどーなったかなぁ?(ToT)
しかし、ホテルの対応は悪かった…ひとごとだと思いやがって(ToT)
待ち時間を十五分ほど遅刻して駅に到着。
7:36発のBrig行きで目的地を目指す(^_^;
人気の少ない土曜のホームから朝日と共に出発(^_^;;
目的地のヴァレー地方は赤の区域(^_^)マッターホルンは中央下
地図左下の三日月型のレマン湖の西岸がジュネーブ。
全工程で四時間弱の予定。
つまり、七時に出ても乗り換え含めて昼前にようやく到着できるくらい(^_^;
しかも、標高三千メートル級の山を歩こうというのだから
準備も重要…のはず(^_^;
自分の登山靴と…メンバーの軽装を思わず見比べたりして(^_^;
まあ…なんとかなんだろう(^_^)
実際、気温が不安で、更に国連マークのジャケットも購入したし(^_^;
何はともあれ、レマン湖の湖面に映る山の影が美しい(^_^)
さて、今回向かうヴァレー地方…(^_^;
マッターホルンなど数々の名峰を有しアルプスの心臓部ともいわれる。
ヴァレー地方は、山や自然を愛する人々を惹き付けてやみまない場所。
ローマ時代から北と南を結ぶ交通の要衝として栄えたため、
歴史遺産も多く個性的な文化が発展した地域。
日照時間が長く温暖な天候に恵まれており、
ローヌ河沿いに連なる山の斜面に広がるブドウ畑ではスイス一の
ワイン生産量を誇っている。(今回のお土産ワインはこの地方(^_^))
数多くの鉱泉が発見されており歴史のあるスパリゾートが多いのも魅力のひとつ。
険しい岩肌と高くそびえるアルプスの山と氷河、素朴な伝統の息づく谷、
モザイクのようなブドウ畑など、奥深いヴァレーの自然と文化を体験するなら
ハイキングがおすすめだとか。
去年の九月に訪問したシオン(Sion)の先にある場所で、
あの時の電車で一緒になったおばあちゃんが言っていた
更に奥にある山とかここの事だったらしい(^_^;
車窓を流れる風景をぼんやりと眺める(^_^;
とりあえず、日本の電波が駆除されてかなり肩が
軽くなって来て…
到着!………嘘です。これは偽者(^_^;
写真は途中で見かけた、そっくりさん(^_^;
実際、こんな山がごろごろしているのだが…どんな造山活動なのやら
完全に安定感を無視した形状(^_^;
電車の時刻表は以下のようにインターネットで簡単にチェックが出来る。
三日前までなら予約も可能(^_^)
費用も分かるのでとっても便利
マッターホルンを要するツェルマットには、ジュネーブからは、
ヴィスプ(Visp)で一度登山鉄道に乗り換えて向かう。
インターネットでの検索結果(^_^;
実はチケットにも格安版がある…初めて知った(^_^;
駅のチケットカウンターでパスポートを見せて、
「ディスカウントパス」を購入すると、実は全ての路線が半額になる。
短期のもので99CHFなんだが、一年でも175CHFとか?(要確認)
短期でも往復で200CHF越えれば十分に元が取れる(^_^)V
ちなみに目的地であるツェルマットの往復は174CHF。
ゴルナグラート登山鉄道が二割引きかと思ったら実はこれも半額で、
元値が82CHF(WEB情報よりも高騰(^_^;)だったのでこの時点で250CHFを
越えたので間違いなく買いだったのだが…
予定変更と決断の甘さが原価で旅することになりました(ToT)
他の路線も軒並み半額なので、これはかなりお得。
しかも、往復かなんかの設定で、更に割引になってました。
写真入のパスで、検札の時にもチケットとパスを一緒に確認されるので、
無くすと大変(^_^;
なつかしのシオンを通過して旅は続く(^_^;
出発後、二時間を越えたあたりで、ローヌ川が見えてきて、
川沿いを走ることしばらく…そして
VISP到着(^_^;
ツエルマット方面への分岐点の小さな街で、
ここから登山鉄道に乗り換えてツェルマットを目指す。
乗り換え時間は三十分ほどあったので、
少々街を散策する(^_^;
普通に小さい街…でも「日本語のメニューあります」とかある(^_^;
そして月も出ている…いい天気だなぁ(^_^;
さて、時間をやや遅れたような雰囲気で登山鉄道が到着(^_^)
さすがに登山鉄道…歯車がすげー(^_^;
こーでもしないと、冬場の山は乗り切れないんだろうなぁ(^_^;
実際、時々使ったり外したりしていたみたいだったけど、
歯車使っている時は…それほど速度は出ない(^_^;
車両に乗り込むとすでにレスト部分が地図になってたりする(^_^;
ここのレスト部分には、他にも更に上のツェルマットからゴルナーグラトへの
時刻表とか、日焼け止めオイルなどが置いていたりする(^_^;
そしてゴトゴトを山間を進む(^_^;
本当に川沿いの谷あいの場所を進む。
目の前のおばちゃんは編み物していたりするし、
皆、結構軽装で和気藹々。
ドイツ語圏に入ったので、会話が少々聞き取れて、
「勿論」とか「その通り」なんて合いの手なんかで、
会話の流れが少々分かるのが嬉しいのだが、本論は早過ぎて
全然分からなかったりするのでした。
まあ、言語能力と意思の疎通は別物なので…
カメラを向ければ子供はポーズを取るの法則(^_^;
写真以上に実物は美少女と美少年でした(^_^;
女の子は結構高そうなピアスをつけてて、
途中の駅でバイオリンかついで降りていきました(^_^;
別れ際に、ちゃんと手を振って「チャオ」ってするところが可愛い(^_^)
更に牧歌的風景の中を進む(^_^;
なんか木組みの古い家とか、石を積んだ壁やらが沢山ある。
この辺はとにかく、山から転がり落ちてきた(見上げるとまじであぶねー)
石が沢山転がっているから、それを片付けるのと、
放牧用の囲いを作るのと一石二鳥なんだろうな。
そうこうしているうちにツェルマット到着(^_^;
名峰マッターホルンを抱くツェルマットはアルプス観光の王道。
環境に配慮したガソリン車乗り入れ禁止のリゾートで、
静かな環境と清らかな空気が保たれている。
街の中の交通は電気自動車または馬車でカバー。
38峰の4000メートル級の名山に取り囲まれており、
1年を通じて、雄大なアルプスの山々や氷河を存分に満喫できる(^_^)
ゴルナーグラートやロートホルン、スネガ、クライン・マッターホルンなど
の絶景自慢の展望台へは…
ケーブルや登山鉄道を(^_^;
という感じなのだが…いや、電気自動車は静か過ぎて
接近が全然分からなくてとってもあぶねー
優しい自動車はカウベルをつけてちりんちりんと走ってました(^_^;
街の中はお花でいっぱい。マッターホルンも見えます(^_^;
さて、到着後、脇目も降らずに目の前の登山鉄道に乗車。
一路、ゴルナーグラート・モンテローザ鉄道で終点のゴルナーグラート駅(標高3089m)
まで一気に一五〇〇メートルを登ります(^_^)
チケットはカード式。左がゴルナグラートで右がスネガ(^_^;
おお!絶景!ゾクゾク来ます!(ToT)
瞬く間に車窓に張り付く人々(^_^;
山岳のルートと概要はこんな感じ(^_^;
この時期は殆どのルートが止まっているらしい。
やはりメインは冬なんだろうか?(^_^;
何はともあれ、写真をご堪能あれ(^_^;
そして終着駅到着。氷河が凄い(^_^)
個人の写真では難しい全体像はこう(^_^)
ついでに裏には時刻表(^_^)
結構な人でした(^_^)
冷たい空気を一杯に吸い込んで、青い空と白い山嶺を満喫する…。
記念撮影などを互いにしたりしたあと昼食(^_^)
窓際の席をとって…
乾杯!(^_^)
ヴルスト(ソーセージ)とシュニッツエル(カツ?)の二種類が
主流だったらしい。さすがドイツ系(^_^;
私はシュニッツェルを選択。
あーもー、さいっこー(^_^)
なんか、いよーに酔っ払うんだよね…なんでかなぁ。
屋内に入ると、日差しがとてもきつくて、暑くなる(^_^;
窓の外のおっさんと目があって「暑いね(^_^;」を顔を扇ぐまねをしたら
外に出て来いと返されたりした(^_^;
とりあえず、社内でゲットした日焼け止めオイルを塗って、
更に上の展望台ヘと歩き始める。
ホテルも兼ねてる展望台(^_^;
…んがしかし…めまいが…酔った(?o?)
嘘みたいに息が切れて、ふらふら。
良く考えたら、人生においてかつてない高度にいるのでした(^_^;
そりゃ酔っ払うし、めまいもすんだろう(^_^;
普通に歩いている分には全然問題ないのだが、
ちょっとでも走ろうとか、登ろうとかすると、こう
ふら〜っと気が遠くなる。
若者が元気なところをみると…ひょっとして歳(ToT)?
最初はこの辺をハイキングでもとか思っていたんだけど、
気が付けば全然無理っぽくて、しかも、鉄道を使わずに登ってくる
人々を見ると…
すげぇ…超人に見える(>_<)
本当の頂はこっち…果てしない距離に思える(^_^;
とにかく勢いがつかないので、休み休み登りようやく到着(^_^;
こんな遠望…足元は造山活動を思わせる岩石(^_^;
写真だと広がりが分からないのだけど、
われらが団長がムービー形式で幾つかを保存してましたので、
ここで公開(^_^)甘い美声による解説付き(^_^)V
(重いのでリンクのみ、ダウンしてみてね)
団長秘蔵ムービー1(7.3M)
団長秘蔵ムービー2(5.7M)
そして足元にある石の中から目ぼしいものでも拾って帰ろうと
物色などしていると、突然携帯が鳴って…
「どこですか?次の電車で降りますよ…三分後の…」
…な、何!!!(!_!)
ということで、頂から駅までダッシュしました…
たどり着くまでの記憶があまりありませんです…
乗った電車の中でしばし、呼吸もままならない…
っていうか、吸っても駄目(ToT)
ダメージでかすぎ…(^_^;
で、復活して車内を見ると…
結構みんな寝てる(^_^;
帰りには、マッターホルンの天辺に雲がひっかかってました(^_^;
麓に降りると更に「スネガ」へ…元気(^_^;
岩を削って作られた地下(?)ケーブルに乗り(^_^;
五分ほどで頂上駅に到着(^_^;
足元は羊の糞だらけ(^_^;
この辺も本当はハイキングコースで、麓から歩いて上がってくる
人たちが見える。上から自転車で降りてくる人もいるようだ。
やや、傾き始めた日差しの中で、しばしブレイク(^_^)
私はエスプレッソとアイス(^_^;
あー、ほんとのどかだなぁ(ToT)
これだけ心が洗われても日本に戻ると精神汚染は一瞬なんだよなぁ(ToT)
さて、ここから降りると、他のメンバーは買い物をして
ジュネーブに戻りましたが…私はここで一泊(^_^;
せっかくここまで来たんだし、ドイツ語エリアに滞在したかったので
早速ツアリストインフォマーツィオーンに赴きましてホテルを予約(^_^;
受付のお姉さんの手際が見事。
ドイツ語で話しかけたら、こっちが分かるのかと思ったのか
オレにとっては十分以上に速い速度で話しかけてきた(^_^;
一人部屋を風呂と朝食つきで指定。
で、次に値段だと思って百とか答えたら大爆笑(^_^;
お一人ですか?と重ねて確認されてたらしい…百人は無いね(^_^;
上記の条件で百フラン以内でも六ヶ所くらい選択肢があって、
一番近いところを選んで向かう。7Fの39(^_^;
ここだ!が、泊まれませんでした(^_^;
予約の意味が無い…(^_^;
で、なんか電話しているかと思ったら…
となりのホテルに回されました。右は裏(^_^;
夜になって分かったのだけど、この辺のホテルはこの時期開店休業
みたいな感じで、殆ど人を泊めないでレストランだけとかやってるらしい。
客室に殆ど明かりがついてなかったからね(^_^;
こんな部屋で、バルコニーがほぼ標準(^_^;
部屋に荷物を置くと街を散策(^_^;
本当に小さい街で、あっという間に巡り終わってしまう(^_^;
すっごく古い木造の掘っ立て小屋があったかと思えば、
いかにもスイスって感じのブランド点が並び、
日本語の通じる店もかなりあった。
勿論、オレは日本語など使わなかったが(^_^;
街の中央には教会もありました(^_^;
さて、日没近くなってきたところで、
一泊した目的の一つである「夕日に映えるマッターホルン」を
眺めに川縁へと移動する。
日没の方向の関係で、それほどいいアングルにはならないが
光の加減の変化などをゆるゆると撮影(^_^;
日没!(^_^;
日没は七時を回っていて、
日用雑貨に限らず六時半でほぼ閉店(^_^;
駅の公衆トイレも七時半に閉まる模様。
マクドナルドのコーヒーを仕入れて部屋で一息(^_^;
八時過ぎくらいに再び町へ。
飲食店は勿論開いている(^_^)
ふらりと一巡り…まだまだ人で賑わっている…私はバーへ(^_^;
ふつうの店はなんだか割高な雰囲気だったので、
一杯やってつまみでも…という気分で入店。
結局ビールだけでした(^_^;
時間的には九時を回っていただけど、
それだけではなく、疲労が酔いを深めたのか、
かなりイー気分になって、久しぶりに小説のあらすじなど
ぼんやりと追いなおしたりしてたらそれで十分でした(^_^;
皆、何も食べ物注文しないし、メニューも無いような感じでした。
アイリッシュな感じで雰囲気は堪能(^_^)
ゆるゆるとホテルに戻り、バルコニーからしばし夜空を眺めて
酔いを醒まし、シャワーは翌日にしてとりあえず
寝ることにしたのでした(^_^;
さて明日は少々早起きせねば(^_^;
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