食い物日記番外編 スイス出張 200802
2/9 温泉と雪景色とズッペ(^_^;
「ピリリリリ…」…「はい…もひもひ…」
と、電話のベルで起きる早朝。
寝ぼけたわけではない(^_^;
日帰り予定組からの出発時間の連絡だった…
予定よりも一時間以上早いが、俺も準備が出来そうなので、
同行することに決定
いつもの朝食を食い、鞄を預けてチェックアウト(^_^;
表示版が昔の「カタカタ」と回るプレート型から
半分も無い電光モニターになってしまっていて、
とっても見難かったが、とりあえずホームを確認して移動。
出発はいつも日の出前(^_^;
根性のある知人がいると、時間密度は高くなるのでした(^_^;
それにしても今回は霧が濃かった。
今までは二月になんて来た事なかったもので。
それはそれでまた風情がある(^_^)
ということで、霧に煙るレマン湖を抜け、山嶺の地帯へ
なんとなく、見慣れた風景を眺めながら電車に揺られて、
他愛ない会話を続けていると…
なんだかあっちゅう間に二時間半でLeuk駅に到着(^_^;
ここからバスで三十分ほど、目的地までかかる。
最初はがらがらだったがどんどん人が乗り込んできて立ち席状態になる(^_^;
なんだかスキー客やら、じーさんばーさんやら、そりゃもう…大混雑。
老若男女入り乱れてバスの中は大混乱。
次のバスへと回る人を残して出発(^_^;
出発すると、蛇行する山道をどんどん登っていく。
そして到着するのが「ロイク温泉境」(^_^;
ちなみに、ほんとにこんだけしか街がありません(^_^;
*********うんちく********
ゲンミ峠の麓にあたるロイカーバートは、ローマ時代から峠を行き交う旅人に
長く親しまれてきた伝統の温泉地。
ゲーテやモーパッサン、マーク・トゥエイン、アレクサンドル・デュマ、
ジュール・ヴェルヌ、パブロ・ピカソ、コナン・ドイルなど
多くの著名人も訪れているらしい。
1日約390万リットル湧出する豊富な湯量でアルプス最大規模を誇るスパリゾート。
51度の源泉は20ケ所以上のスパセンターやホテルのスパに送られている。
ロイクLeukの鉄道駅からバスで山道を約30分のぼっていった先にあるのは、
そそりたつ岩山に囲まれた伝統の温泉地。
複数の源泉から毎日390万リットルも湧出する51度という高温の湯を20ケ所以上の
スパリゾートに利用している。
老舗の公共スパ「ブルガーバート Burgerbad 」や
高級ホテルのスパセンター 「リンドナー・アルペンテルム Lindner Alpentherme 」
など、山々の眺望が楽しめる屋外プールが人気。
ダウベンホルンDaubenhornの絶壁を空中ケーブルで上っていくと、
多くの旅人が行き交った伝統のゲンミ峠に到着。
美しい山上湖ダウベンゼー Daubensee の周辺では夏にはハイキング、
冬にはクロスカントリーやウィンターハイキングなどが楽しめる。
アクティビティを楽しんだ後は、効能自慢の温泉が疲れをいやしてくれるってさ。
到着したのは『町役場』?(ドイツ語的には市役所…)見回すとこう(^_^;
ツアリストインフォメーションも左手にあるので、
そこでホテルを予約。
なんでも、タクシー代が無料という事なので、
タクシーを待ちながら周辺を見て回る。
そして振り返ると峨々たる山嶺…すげえ形(^_^;
イラストとか漫画でしかでないような、尖塔形に切り立った断崖が
青空を突き上げるようで、爽快(^_^)
結構時間かかって到着したのは、ホテルのリムジンバス(^_^;
早々にチェックインを済ませて、本日の目的地に選定された
『ゲンミ峠』へのリフトへと向かう。
…んがしかし、さっきのタクシーはすでに別件で出払っており、
自らの足で歩く事になるのでした(^_^;
まあ、天気はいいしね…ということで少々迷いながら到着(^_^;
ところが、続けてタイミングの悪い事に、
十二時から一時までゴンドラは休みらしい(^_^;
ということで、日向ぼっこしながら時間を待つのでした(^_^;
足下には雪が積まれていて、風もひんやり。
ゴンドラはなんだか午前中は高いサイクルで動いているらしいんだけど、
午後からは三十分に一度のサイクルらしい(^_^;
中継地一回で、頂へと向かう(^_^;
たまーに思うんだけど、なんでヨーロッパのゴンドラとか
リフトってこう、長距離を一気に昇れるんだろう?
ちょっとコワイなぁ(^_^;
右手に見る頂と、眼下に写る陰と(^_^;
こういうのがまた良い(^_^)
結構遠くまで陰って延びるもんだねぇ。
山の斜面とかにも映って共に昇って行く。
そしてようやく頂に到着…時間は十五分くらい?(^_^;
最初はもっと時間がかかるかと思ったんだけど、
乗っている時間は短くて結構あっという間?
うひょー!ぜっけい!!(^_^;
大快晴!!
ちょっと寒いけどねぇ(^_^;
青い空、まるで巨大な波濤が凍てついて固まったみたいな山嶺(ToT)
空の青が、雪面に反射してなんだか透明な雰囲気があって、
自分の中までとーめーになっていくよーな…ああああ(^_^;
なんて感じで呆然と見つめていると
嫌な事が紫外光線と、プルキニエビームで
浄化されて抜けて行くよーだ。
ツアリストインフォメーションのおねーちゃんによると
ここから、マッターホルンが見えるはずなんだけど…どこ?(^_^;
ふっ、日差しがまぶしいぜ…(^_^)
そういや、ソリを持った人が多かった…(^_^)
ゴンドラにも自前のそりを持って乗り込んでる人がいたなと、
思っている脇で、いきなりソリに乗ると、
『アテンツィオーン!アテンツィオーン!(独語)』
言いながら、滑り降りて行く…
上りのリフトも見当たらないのに、どこまで行くのやら(^_^;
ここまで空腹を抑えてきて…ようやく昼食(^_^)
ピールにビーフのスープとミートソース(^_^)
ドイツ語圏の料理はやっぱり美味しい(^_^)
天気がいいのでオープンテラスで…と思ったのだけど、
これがまた風が冷たくて冷たくて…
瞬く間に室内に退避したのでした(^_^;
食事をしている間に、一人遅れた友人が合流。
ゆっくりと食事をして、から、更に雪上を楽しみに出かける。
それにしても、峠ってだけに、風があってさみー(^_^;
ロングレンジでの写真を希望する知人は空気の薄い雪上をダッシュして…ポーズ(^_^)
だから、なんでそんなに元気なの?(^_^;
まじで、空気薄めなんだけどね。
それにしても、目が痛くなるように白い雪と、
染み渡るような青い空だ(^_^)
そして、有名な湖へと向かうのだが…
湖はどこ?(^_^;
湖は完全に雪の中…しかもその上を皆歩いているよーな?…大丈夫なんかいな(^_^;
この山上湖『ダウベンゼー Daubensee』周辺では夏にはハイキング、
冬にはクロスカントリーやウィンターハイキングなどが楽しめる。
そして、それを楽しんだら温泉に行くのだ(^_^;
ということで、リフトからそのまま温泉へ向かう(^_^;
山あいの町なので、路地は狭く
込み入っている。
まあ、温泉街なので、そこらじゅうがホテルな訳だ(^_^;
土産物屋も、基本的にバス停付近に集中しているみたい。
雪解けで足下は濡れているし、屋根の上はそりゃ厚い雪(^_^;
なんだかその屋根の雪の中からビール瓶が顔を出したりしているんだが…
雪が解けたらおっこって来たりして危なくねーか?(^_^;
街中の地図はこんな感じ(^_^;
さて、温泉は町役場の近くにある。
老舗の公共スパ「ブルガーバート Burgerbad 」や
高級ホテルのスパセンター 「リンドナー・アルペンテルム Lindner Alpentherme 」
が有名なんだが、とりあえずブルガーバートを目指す(^_^)
…で、ちゃんと海パンを準備していたのは一人だけ(^_^;
まずは、格安品を買おうとしたのだが高い高い(^_^;
ということで、仕方なくレンタル。
そんでも結構した(ToT)
買えば三千円くらい(あ、外の店で買ったら四千円超えてたなぁ)
保険が入っているので、返せば千五百円くらい戻ってくる…はず(^_^;
ということで、ゲートを通過して更衣室に行くのだが…
どこで着替えたらいいやらわからず、とっても怪しい風情でふらふら。
扉を開けてみると、どこもかしこも女性だらけなんだよう(ToT)
まるで、のぞきのよーだ…とほほ(^_^;
とまあ、悩んだのだが、中は実はただのロッカールームで、
そのロッカールームの中に、更衣ボックスがある男女共用型でした(^_^;
いやー、あせったあせった(^_^;
ということでようやく湯に身を沈める…ふう(^_^)
夕日の山嶺を見ながら風呂に入る贅沢(^_^)
とてもよろしい(^_^)
まあ、かなりイモアライで、温度も低めなのが日本人にはつらいかも。
風呂っていうよりも温水プールなんだよね。
しかも二月の屋外ですよ…これが(^_^;
打たせ湯とか、ジャグジーとかはあるんだけど、全然空かないし(^_^;
なんとなく、身動き取れずにいると…
物おじしない探検隊が帰ってきました(^_^;
目の前の三つの風呂のほかにもずいぶんあるらしい(^_^;
まずは、岩風呂もどきで体を暖め直す(^_^;
更に、風に吹かれて震え上がりながら、階下の風呂へ。
そして、そこから怪しげなゴム張りのゲートを通って屋内へ、
さすがに、子供用のプールもどきには入りませんでした(^_^;
え?ウオータースライダー?(^_^;
ということで、最後の難関へ(^_^;
いいのか?おっさんたちが行っても?
まあ、子供連れの大人もいたからいいんだろうけど、
ほとんどは若者でした(^_^)
俺は二回だったけど、なんだか四回も滑った人もいましたとさ(^_^)
それにしても、若い子は日本人より十センチは高い位置に腰があって
スタイルがいいんだけど、おばさんおじさんはそりゃもう、
巨大な『らっきょ』というか『たまねぎ』というか…なんでああなるのかなぁ(^_^;
さて、出たあとで、ロングレンジで雰囲気だけ(^_^;
高級な「リンドナー・アルペンテルム Lindner Alpentherme 」はこんなのだけどね(^_^;
さて、体を癒したところで今度は腹を満たすべく移動(^_^)
その頃には、すでに日も落ちかかり、
ホテルの窓からは明かりが漏れるのでした。
夕食は町役場近くのレストラン(^_^;
かなり賑わっていて、一時間半限定で予約席へ(^_^;
隣の席には家族連れがいて、こんな感じ↑
レストランっていうかやっぱりピザ・パスタ系(^_^;
食事はこんな感じです(^_^)
出だしはビールからスタート(^_^)
やっぱ最初はビールだな。
で、ズッペを頼み、それからリゾットです。
ズッペはやっぱりうまい(^_^)
リゾットはややしょっぱかったですね(^_^;
俺は宿泊だが、二人はここで別れてジュネーブに戻るのでした。
残った友人と二人で、赤ワインを楽しみつつ談笑。
そこそこ酔っぱらったところで時間となりました(^_^)
ホテルのタクシーを呼ぼうとしたのだけど、結局呼べず、
ワインボトル片手に歩いてホテルを目指すのでした(^_^;
酔っ払い二人が大丈夫だろうか?(^_^;
昼間の怪しげな記憶を頼りに、夜の街をふらふらと歩く(^_^)
星空を見上げながら二十分ほどで無事到着(^_^;
ホテルの部屋はこんな感じ(^_^;
キッチンとかもついてて、色々便利そう。
長期滞在にはこんな感じの方がいいんだろうな。
しかし、部屋にはセキュリティボックスがないので、
今日も出かけるときにはフロントの骨董的な
ボックスを使わせてもらいましたとさ(^_^;
あんなの、香港で一回使った切りだよ(^_^;
さて、程よい疲れに誘われて眠りにつく前に、
ベランダに出て夜空の星を見上げて見る。
星空を撮影…デジカメも性能上がったなぁ…オリオン座です(^_^)
ということで、きっと明日も快晴だろう(^_^)
さあて、寝るか…明日もよい天気でありますよーに…ぐう…(_ _)zzZ
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