食い物日記番外編 アイスランド旅行記(^_^;
10/8 サウスショア探訪・ハンバーガー付き(^_^)
在アイスランド最終日の朝…曇り時々雨…(T_T)
日に日に寒くなってくる…冬だものなぁ。
明日…っていうか…今夜帰国するっていう実感が
全く無いなぁ…(ToT)
全く変らないメニューの朝食をいただいてから、
空を再度眺めると、やや上向きのよう。
早速、一階の待ちあい席で待つ。
このホテルの最大の利点は、ツアー会社(?)
レイキャビク・エクスカーションのバスがここから出ることだ。
結構のんびりと待つことが出来る。
何しろ、絶対誰かが遅れて到着するため、
開始はいつも三十分は遅れる(^_^;
ということで、何故か日曜に見たようなメンツがいるなか、
そのメンツの親子が何らかのトラブルでやはり三十分遅刻して
ツアーはスタートとなった…(^_^;
しばらく走ると大きな川と並走して、海岸線へ出る。
そして最初の村(?)に辿り着いたのだが…これがまた、
異様に閑散としている…(^_^;
誰もいない村を観光客がうろうろするのはあまり
良い光景ではないなぁ…ちょっとゴーストタウンな気分だし。
天気も曇りで海岸線は冬の陰鬱さをそのままにしたようだった。
十五分ほどでバスは発車して、二重の鉄条網付の柵で囲まれた
刑務所の脇を抜けて更に先へを進む。
やがて、草原へと抜けてバスは止まった。
草原の大地にそそり立つ溶岩台地が遠望できる。
そこを写真に収めつつ休憩するが…すげえでかさだなぁ(^_^;
んなもんが平地からにょきにょき現れたらたまらんだろう。
実際ここまで行かなくても、夏場のアスファルトのような
盛り上がってひび割れたバス大の岩石などごろごろ
転がっているのが異観だ。
さてしばらく行くと休憩場所。
こっからさきはトイレなども殆ど無いと言うことで、
ちょっと長めの休憩。
せっかくなので私はスープとパンとコーヒーのセットで一息。
…暖まるのう(^_^)
やがて草原は緑となり切り立った断崖が現れる。
この辺の断崖は三百年前くらいまでは海岸だったとか。
隆起が続いて草原になったらしい。
断崖の側面の地層は何層にもなっていて、
そういった変化、噴火と堆積の繰り返しを
どんな教科書より分かりやすく教えてくれる。
アメリカの西海岸からロッキーにかけてもそうだが、
こういった地形変化の激しい(と言っても百年から万年単位だが)
場所では突然断裂された地形が現れるので落差のある
ここもそうだった。有名滝が多く、その景観は迫力がある。
最初に到着したソコガフォスの滝は落差が六〇メートル。
近づけば雨のように飛沫がかかり、風圧が服を叩く。
水は奇麗で底まで見ることが出来る。
岩石はあまり面白いもの(水晶や鉱石の類い)は全く、
その気配すら見ることが出来なかった。若い大地だからなぁ(^_^;
さて次に目指したのは遠くに見える氷河。
このツアーでは氷河の近くどころか天候がよければ、
氷河の上に乗ることも出来る。
ガイドのおっちゃんは、緩んでて特に降りる時危ないから
気をつけるようにと言っていた。
氷河から流れ出す川幅が狭くなっている所で川を飛び越え
氷河の上に降り立ってその奥とそして頂を見つめる。
ン千年の上に立つ…感慨がまた身に染み入るようだ。
そりゃ氷の上を渡ってくる風はとてつもなく寒い!
どのくらいで動くのか聞くの忘れたな(^_^;
足下は黒い土…というか泥で、気を抜くと足首まで
めり込みそうになる。
四十五分と言われていたが、バスが結構遠くにとまるので
あっという間の時間でした。
それでもバスに戻ってぬくんで入る、なかなか発車しない。
なにかあったのか?(?_?)
と、思ってたら十分以上もしてからどこかの
馬鹿ップル(フランス系)が戻ってきた。
どこにでもいるんだな…こういう連中って…
などとつまんないことに感心しつつ、バスは更に進む。
突端の海岸線の小さな街で一息。
ここで昼食となった。私が頼んだのはハンバーガー。
味は…アメリカ的(^_^;
大味で、こう…肉の味そのままだが、脂があまりないので
甘さが無い。サラダもパサパサ…まあしゃーないか(^_^;
後で知るのだが、アイスランドのラム肉はラム肉に対する
固定観念を破壊するほど美味いものらしい…。
確かに魚のフライやステーキもあったのだが、
食べるべきだったか…ちょっと情報収集不足だな(^_^;
そういや、同行者はクジラのステーキを食べたらしいが、
生臭さが残っていて今一つだったとか…うーむ?(^_^;
取りあえず食事を終えて外へと出る。
隣の土産物売り場は地元産のウール製品を作る工房も兼ねているようだった。
しかし、海岸線に出て振り返っても何もない。
本当に小さな村なのだ。
ここの人たちの産業ってなんなんだろうか?やはり放牧?
といったような疑問は残った(^_^;
更に戻ること数十分。
バスは海岸線の丘を登り始めた。
バスでなど行けるのか?と真剣に危ぶむほど急峻で
道路の幅は狭い。大地が岩であまりしっかりしていないだろう事を
知っているだけに、滑りはしないかと怖くて仕方ない(^_^;
そんでも、ゆっくりと頂に到着。
ここはアイスランド本土最南端の場所なのだった(>_<)
でまあ、海岸線から遥か東を眺めて大陸に思いを馳せたり、
本当に自分が地球の果てにいるのか実感湧かなくて悩んでみたり、
岸壁に面した鳥の巣を写真に収めたりしててふと気付くと
足下がとんでもない事になってたりしてました(^_^;(左下写真)
実はここは横から見るととてもとても怖い場所だったりして(右下写真○)
思い起こしてぞっとしたりしてました(^_^;
まじで危なかった…(>_<)
風は強く、この辺は風と波が作る奇岩が有名な場所であったりもするのだけど、
岸壁に殆ど柵らしい柵も無いので、まじで怖いです。
芝生とかも岩の上から滑りそうだし、崖は崩れたりしそうだし(^_^;
名残は尽きないが、時間は尽きる。
ということで、少々戻ると、行きに通り過ぎたもう一つの有名な
滝に辿り着くことが出来る。
実はここ。滝の裏に回ることが出来る。
子供の頃から滝の裏には憧れがあったので、
滑るから気を付けろとのおっちゃんのアドバイスを耳に引っかけて
滝を一周し始める。出発↓(^_^;
で、一周と(^_^;
結構スリリングでした(^_^;
まあ、天気が悪かったので滝にかかる虹は見ることが出来なかったけどね(^_^
これで予定の一巡りは終わり。
アイスランドの旅程も…終わり(ToT)
あとはひたすら来た道を戻り続けるのでした。
日は暮れ、雪も降りしきり、寂しさは募るのでした。
で、ホテルに到着。
そのまま、夕食に突入。
いつものロンというレストラン以外にもレストランが
ホテル内にあるという事だったので探してみると…
パーティーしてました…(>_<)
それはしゃーないです(ToT)
でもまあ、流れてくる弾き語りのアイリッシュミュージックを
聴きながら食事が出来るのはよしとしよう(^_^)
夕食は先日の反省をもとにしたコースメニュー
シーフードのパスタと日替わりスープ(キノコ)
スープはクリーム仕立でコクがあって美味しいです。
パスタはまた、あのスパゲッティでもマカロニでもフィットチーネでもない
パスタなのでした。美味しいけどもっと具をサービスして欲しいな。
それとクリーム系二連発はちょっと…失敗?(^_^;
で、レストランを後にして気付く…。
全然アルコール類飲んでねーや(^_^;
ま、いいんだけどね(^_^;
水も美味しかったので紅茶とコーヒーを部屋で飲んでましたし。
ちょっと温泉な味がする気がしますけど(^_^;
さあ…夜空は曇り…もうオーロラは見えないんだな…
(ちなみに…オーロラって英語知らない人には通用しないす…
やはりノーザンライト…なのでしょうか?こっちは通用(^_^;)
さ、四時にバスのピックアップだし…寝るか(ToT)
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奇溜なリボンをかけて欲しいとは言いませんから▲
(^_^;
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