スイス出張奮闘?記 1
4/10 お仕事・お散歩・カップラーメン(^_^;
…疲れてたはずなのに早々に目が覚めて朝食へ…(^_^;
うーんコンチネンタル、かつ、品薄…(-_-)
ノルウェーの方が色々あったし野菜もあったなぁ。
と、良い天気の空を横目に朝食を済ますと…
更にお仕事…終んねえんだよん(ToT)
日本とスイスの時差はこの時期七時間。
つまり朝一とか言われると、寝る前にどーしても送っておく
必要があったりする。
なんかもう、とってもイライラしながら仕事をして、
ホテルから「swiss.com」のRF_LANを三十分だけライセンス購入して
まとめてメールし終わったのが大体、昼くらいだった。
さあ、嫌なことは忘れて散歩に出よう!(>_<)
といっても、切り替えが下手な私は結構引きずるのでした(^_^;
ふと気づくと部屋の壁にはサーディンの「フライング・ギャロップ」(^_^;
有名な画家で、この前の習作はしっかりと馬の動きを捉えていたのだが
疾走感がないということで無理やり、足を前後に伸ばしてジャンプする
有り得ない形を選択した、という代物。ちなみに「競馬」の広告ポスター(^_^;
(俺の記憶が正しければ…だが(^_^;)
今回強制的に持たされた携帯をチェック(^_^;
一応圏内になったので、自分の自宅に電話してつながることを確認。
さて、どこにと思っても全く予定が立たない状態だったので、
とにかく、ジュネーブを少し離れようということで、
「ヴェヴェイ」と「モルジュ」を選択。駅へと向かう。(待ちの詳細は後述)
風はかなり冷たいかも(^_^;
いやもう、いい天気だなぁ。日曜なんで街もがらがら(^_^)
駅で時刻表と路線図を貰おうとしたのだが、
日本で言う「緑の窓口」は閉まってて、外にあるのはいまいちだったので
表示パネルを見てえいや!で選択して、一日の往復チケットを購入する。
五千円なり…やっぱ高けえと思う…(^_^;
タッチの差で一本目を逃したが、次の電車が十五分後くらいだったので乗車。
つつがなく「コロナバン」駅を出発。
前回は進行方向右手のレマンををずーっと眺めてたのだが、
今回は左手の斜面、山岳とブドウ畑を見つつ、まずは、
奥に位置する「ヴェヴェイ」を目指す。
おともは、ドーナツ。一個二百円は高いと思う…(^_^)
ほとんどの店が休みな土日なんだけど、駅の売店だけは
しっかり開いているんだよね(^_^)
一時間ほどでローザンヌを過ぎて…ブドウ畑が見えてくる(^_^)
それにしても、急な斜面をまるで城壁のように囲んでよく作るなぁ。
感心するのでした。
そして風の吹くヴェヴェイに到着…(^_^)
さて、この「ヴェヴェイ」という街はというと…
スイスレマン湖地方に属する小都市で…(^_^)
モントルーと隣接し、周囲にブドウ畑が広がるヴヴェイは、
中世の時代からワイン産業の中心地として栄えた街。
現在は世界的な企業「ネスレ」の本社があることでも有名。(食文化博物館がある)
古い建物が残る路地や、よく手入れされた花壇が美しいレマン湖沿いの遊歩道、
ブドウ畑の間を縫うようにつくられた小道など、ぶらり散歩が似合うとか。
(でもこの時期はブドウのブノ字も無くて閑散)
湖畔に像があるチャップリンをはじめ、多くの有名人に愛された街で、
ヴヴェイとモントルーの間には彼らのエピソードとともにゆかりの地を訪ねる
散策コースがある。
また、鉄道やケーブルでレ・プレイヤード、モンペルランなどの小高い山に上れば、
湖とアルプスの眺望や花の群生などが楽しめます。
とはいうものの地図が欲しい。ツアリスト・インフォメーションはどこかいな?(^_^;
まあ…案内表示もどきを見つつ適当に港方面を目指してみる(^_^;
風は冷たいが本当にいい天気!(>_<)
海岸線に出たので、そのまま旧市街方面を目指して
テクテクと歩く。
なんの謂れか分からない像もあるが子供の遊び道具(^_^;
淡水湖なのにタツノオトシゴみたいなのが像になってんのは
どーゆーことなんだろうか?分からん(^_^;
すこし行くと、港のような場所もあって、
ジーさんと子供、カップル、サッカーをする子供…
とにかく憩いの場らしい。
メリーゴーランドなんかもある。
鴨もいる…こんなにいるのに何で鴨料理って見ないんだろう?(^_^;
という、食い物系の悩みはおいといて、
ふらふらと周囲を歩いていると…
あ、ツアリスト・インフォメーション発見!(>_<)
でも…閉まってるぅ…(>_<)
立派な建物なんで見落としそうになったくらいだったが、
日曜はお・や・す・み(ToT)
とりあえず、入り口にあった地図を頭に入れつつ、
インフォメーションの右手へと更に歩き続ける。
それにしても、入り口にマップくらい並べておいてくれてもなぁ…(^_^;
細い路地の上には見事が看板が並ぶ(^_^)
左の写真、食品点の上の看板はこれまた
徹底した感じで…これでもかと…食器ではないんだよね…(^_^;
そのまま、裏手の方に歩いていくと、
イエニッシュ美術館(^_^)
19、20世紀の絵画、16〜19世紀のデッサン、
16〜20世紀の版画の展示。とくにヴヴェイに暮らしたココシュカの
コレクションと、州立版画室のレンブラントやデューラーなどの銅版画は必見。
ねえよそんなの…入れなかった部屋がそう?(ToT)
それとも自分の目が悪いのか、象徴的なオブジェとか、
奇妙な風船とか、耐熱服の実験風景とか、妙な抽象画とか
ばっかりで、1500円の入場料にかなりご不満でした。
…なんでかなぁ…(>_<)
まあ、散歩、散歩と自分をなだめて、そのまま高台を目指す。
基本的には他の街と同じように湖岸からせり上がった場所を
街にしているのだから起伏は多くて、登ったり降りたりが続く。
教会に到着…なんか巨大なシダ植物みたいのも近くにあった(^_^;
「マーチン何とかのテラス」って書いてあったように思う。
人がいなくても開け放ってあるのが助かる。
(ノルウェーでは全部鍵がかかってたからなぁ)
…礼拝台・パイプオルガン・ステンドグラス…
教会三種の神器はしっかりある。
石の建築物の持つ、不思議な音響が外の風の音を
遮蔽して静かなのがとってもいい。
日本のお寺の木造建築独特の柔らかさもいいけどね(^_^)
教会を出るとそのわき道を抜けて遠回りに
海岸線への道をたどる。
案内板とかはこんな感じ(^_^)
何かあるのかなぁ、という感じで、時折山とかを見上げながらてくてく。
道々、桜のような木を見かける。
湖岸線を走る列車のなかからも時折見かけていた花。
日本で言うとリンゴの花か沖縄本土の桜のような感じ?
細い枝にびっしりと房のように花がついて、
緑の葉がその根元にあるので、淡い緑色に見える。
足元を見ると時折散っているようなのだが、
何故か散っているところって殆ど見れない。
特に香りもなかったようだった。
大きな木にはならないのか小さな木がテンテツしているので、
日本のように「おお!!」と目を覆うような景観にはならないのが残念(^_^;
再び湖岸にもどると、そこは彫刻の並ぶ散歩道(^_^)
ブロンズ像のほかに、植木を切ったふくろうやら孔雀やらが並んでいる。
通りは広くて、ローラーブレードで走り抜けてく子供や
若者もいてかなりにぎわっている感じだった。
港の突端でふと足をとめ、山を見上げ、湖を見おろす。
ふっ…安らぐぜ…(^_^)
一息ついてから、今度は駅へと戻り始める。
途中、ネスレの食文化博物館アリマンタリウムを発見
でもまあ、子供の遊び場的だったので、ちょっと中を覗いて通過したのでした(^_^;
多分、この頃既に三時を回っていて、駅についたのが四時過ぎくらい。
だけど、日没が八時半くらいだから、まだまだ明るい。
列車の接続が悪くて二十分ほど待つことになったので、
駅の裏手へ歩こうとすると地図があって、ようやく、
「有名人ゆかりの地」なるものを見つけることが出来た(^_^;
といっても駅裏のブドウ畑の中の小道らしいので、
三十センチも無い本体だけになってつるも緑も無い
ブドウ畑を行くのは少々詰まらなかっただろう(^_^;
(俺は時間も無いし行かなかった)
近くの列車倉庫や、ナルシスの群生地なんかにも行って見たかったが、
何しろ現地情報が無い…美しい風景の中を散歩できたことで
満足して次の目的地に移動することにする(^_^;
ジュネーブ方向に…戻ること約四十分で「モルジュ」に到着
思わず寝こけてしまって、気づいたら駅でした(^_^;
あぶねーあぶねー(^_^;
スイスレマン湖地方に属する更に小さな町で…(^_^)
ローザンヌとニヨンの間にあるモルジュはいつも花がたえないことから
“レマン湖の花”と呼ばれている可愛い街なんだそーな。
4〜5月はチューリップフェスティバル、6〜7月はヴュイユラン城でアイリス、
エメロカルが満開になり、8〜10月は湖畔にダリアの花が咲き誇る。
街を代表するモルジュ城をはじめ、周辺にはヴュフラン城など
古城が多いのも特徴のひとつ。
一帯はは美しいブドウ畑が広がるワイン産地でもある。
モルジュ郊外にあるトロシュナにオードリーヘップバーンが
晩年暮らしていたことでも有名。
その彼女も訪れたといわれているモルジュの朝市はいつも多くの人で賑わってるらしい。
…で、その朝市って何時からなんだ?(^_^;
それはさておき、街の中を歩く。
写真を撮ろうとすると皆止まってくれたりするやさしい街(^_^)
まあ、日曜なので殆ど閉まっているんだけどね(^_^;
繁華街と思われるところを抜けるた先に教会があったが、改装中(^_^;
その教会のところを曲がると湖岸で、いつもの散歩道になる。
さすがに風が強くて…寒い!(^_^;
そんでも散歩する人が耐えないのは、お土地柄かな?
チューリップ祭りの期間中らしいんだけど、始まったばかりで花も寒そう(^_^;
他にもパンジーとかが咲いていたりしたので、
咲きそろったら綺麗かもしんないな〜とか
思いながら歩いていると…
チューリップ祭りの看板が出てきた(^_^;
本当にやってたのね…(^_^;
湖岸にはヨットハーバーがあって、夏に活躍するだろう船が
寒そうに身を寄せていたりする。無数のヨットのマストとロープがぶつかって
木琴のような不思議な音を奏でているのもまた一興(^_^)
ヨットハーバーの前には古城があって、武器博物館になっていたようだったが…
五時閉館でした(^_^;
とりあえず、入り口にあったパンフレットを貰ってきたんだけど、
入れなかったのはちょっと残念。タッチの差だったんだけどなぁ(^_^;
こんな感じらしい(^_^;
ちなみにモルジュのツアリストインフォメーションはその目の前(^_^;
なんで駅前に設置してくんねんかなぁ〜?(^_^;
さて、日暮れ前に駅で買い物くらいをと、ジュネーブに戻ると、
遭遇したのは日本人の団体旅行客(おじちゃん、おばちゃん)
店に入ったはいいが、スイスの店は入るとレジを通らないと
出れない仕組みのため、物見遊山で入り込んだ大量の人々が
右往左往(^_^;
みかねたにーちゃんが外へ誘導しましたとさ(^_^;
さて私はというと、水を買ってホテルに戻って…
カップラーメンとリンゴの夕食を済ませたのでした(^_^;
またしても、ドーナツだけで歩き回る一日だったようで。
(歩くのは好きなんだよ(^_^))
さて明日から会議…今日もそうだったけど…日本メールが不安だなぁ(^_^;
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