ドイツベルリンとか旅行記5
3/22 バスタイで命がけのハンガリー風羊肉シチュー(^_^;
目覚めは爽快だった。
旅行記とか昨日の列車のナニで少々肩が重いが、オオムネ良好。
七時には朝食を取りに階下に降りた。
流石に殆ど人がいないのでゆっくりと朝食を頂きつつ予定を立てる。
朝食はいつものバイキング(写真はサボり(^_^;)
茹で卵が剥いてある事くらいかな?差は。
紅茶がティーバックで選び放題だったので、ラズベリーティーを頂いた。
朝食後には受けつけのお姉さんと、ドレスデンカードの購入やら、
バスタイ行きのツアーの時間割とか、列車の時刻表のコピーなどして貰って
ホテルを後にした(ちなみにこの時の駅名は嘘だった…となりだったよおねーさん)
早速、カードを使ってバスに乗ると…
…なに?チケットのチェック?
客の一人かと思っていた赤く髪染めてガムを噛んでるにいちゃんが
実は、チケットの監視者だったららしい。未分証明書を見せながら
全員のチケットをチェック。ふーん。こうしているのか?
列車の中ではされたけど、バスの中は初めてだった。
さて、帰りの為にバスのルートナンバーをチェックしてから、街中でバスを降りて
バスタイに行く前に朝の街を歩く。
…静かで趣があるなぁ…サスガ古都…こんな感じを楽しみたかった(^_^)
とにかく静か。
ベルリンと違って、古都の中に新しいビルを建てている感じで、
とても雰囲気がいい。古い建てものは街の中央に集中しているから
楽に見て回る事が出来る。
ノンビリと宮殿の間を抜けてエルベ川へ。
更に橋を渡って対岸から景色を一望する。
…いいかもしんない…
一見、上海の風景に似てなくも無いが、まあ物がチガウ。
建物の頂きで像だけが真新しい金色に輝いている。
後で分かるのだが、ここを描いた風景画とか見ると、
全然風景としては変わらなく、ブリュールのテラスと呼ばれる場所で
囲まれた一角を臨む、今の自分の足元はかつて人々が
馬を洗ったり、洗濯物をしたりとした水辺なのだった。
うーむ(^_^)
ナニかしら満ちているらしい私。
更に散策を続けて、適当に路面電車に乗って
駅まで戻り、チケットを確認する。
が、…
さっき出たばかりでした…(T_T)
一時間に一本しかないんだよね、電車。
おっさんがチケットの文句を言っていて(知った事か)
時間を潰されたのも裏目に出た…
かと思ったら実はコレがラッキー(^_^;
ホテルの受けつけのねーさんに教えられた駅だと実は
ひと駅足りなかったのだ。
チケットカウンターで一日券の買いなおしをして
一時間ほどを近くの電器屋と公園の散策で費やす。
ノートPCなんかは全然無かったな…
ワイヤレスマイクの安いのでもあったら買おうと思ったのだがそれも無し。
更に携帯は、白黒の文字画面ばかりで、値段は二万しない。
まあ、それで十分なんだろうな。
若い子がタマにカメラ付き持ってたりするけど、稀有だし。
ノンビリトしているこの文化を変えるほどには
そうそうならんとは思うな(^_^;
さて、一時間の後、二階建ての電車に乗車して、
エルベ川を状流へと遡る事四十分。(往復で一三〇〇円)
周囲の景色を眺めているとごつごつとした岩場が目立ってきて
目的地のクロルト・ラーテン駅に到着。
駅員なんか一人もいない静かな駅を出て、
川に向う。
勿論、橋なんかない。
ふっ、渡し舟じゃん(^_^)
往復分のチケットを購入してあっという間に対岸へ。
すぐにハイキングコースへと向うのだが、どうしても辿りつかない(?_?)
近くにいたにーちゃんに聞いてインフォメーションセンターに足を運ぶと…
どうも行きすぎたらしい…っていうか…
誰だ!さっき途中に通行止めしてたのは(-_-#
夏がメインのこれらの場所では春先は工事が多いのだが、
行った先で工事中と思って戻ったのがいけなかったらしい。
もう一度行ったら今度はなかった。
なんてはた迷惑な…(-_-#
そんでも、気分を入れ替えて山を上り始める。
往復子一時間だそうだ。
足元は乾燥した枯れ葉の絨毯で、心地よい感触を確かめながら登る。
んなこと言っているうちは良かったのだが、ナニしろ急峻な断崖を登る事になるのだから
あまり気が抜けない。じーちゃんもばーちゃんもいるのだが…。
私はディバックを身体に固定してカメラだけ紐で引っ掛けて
ポケットに突っ込んで移動再開。
まあ、こんなところだらけな訳だが↓側面にしてある刻印は誰がしたんだ?(^_^;
風が強く、なんかもー自分が揺れている筈なのだが、
足場がふらふらしているようで怖い(^_^;
さて、しばらくはルートに従って写真をどうぞ。
時折、断崖のテッペンに作られた見張り場見たいなところに行ったり↓
岩と岩の間にかけられた鉄の橋を渡ったりするんだが、
とにかく足元が涼しくて…
…なんか、時折気が遠くなるような…(-_-;
なんかもう、子供達や犬は怖いもの知らずで凄い。
ふとめを遠くに向けると、丁度縦に割れて滑落したようなもの見えるんだから
…大丈夫か…おい(^_^;
こっちの人間は石造りの物に対する信頼が強いのか?
それにしても思ったより人が増えたなと思ったら、
実は反対側から車で来れるらしい(^_^;
ちなみにここはかつてはモロに城塞だったらしく、
投石器や雨水の濾過場なんてのもあったりする。
それにしてもスリリングだった(^_^;
一息つきて山を降りて麓で暖かなものでもと店に入る。
コーヒーに、トーストとハンガリー風シチューなるものをたのむ。
これが暖かくておいしー(>_<)
丁度時間となったところで、渡し舟で対岸に渡り、三十分に一本の
列車に乗ってドレスデンへ。
居眠り一発で到着。
残りの時間は本日珍しく開いているアルベルティヌムに向う。
ここには、近代絵画などの芸術品と宝物館が有るはずなのだが、
ザクセン王室宝物館は最初の部屋でおばちゃんに追いだされた。
ドレスデンカードでは見れない?
誰かが嘘を言ったのかおばちゃんが嘘付きだったのかは分からんが
新巨匠美術館の方へ。
ちなみに下の二つは、「ラオコーン像」「ダフネとアポロン」で
どちらも一度は生で見てみたかった逸品。(つーか、ここにはりついてておばちゃんに捕まった)
無数の塑像が無造作に置かれていたり、
ロダンの彫刻があったり、モネの作品があったりと
(主役級は少ない)ざっと見て回ると既に一時間。
外に出ると雨が降ったのか路面は濡れ虹が出ていた。
日暮れまでブリュールのテラスと呼ばれる河岸沿いの
テラスを巡り、日暮れと共に来たく。
おりしも上がった雨が再び降り始めていた。
で、夕飯は…というと、
実は、ホテルの隣に結構いいレストランが前述の通りあるので
そこへと赴く。下手なドイツ語でなんとか席を確保して
メニューなど見ていると。
「イングリッシュ イズ オーケー。
ドーユーニーズ イングリッシュメニュー?」
私の、「ハーベンジー、ディシュパイゼカルテ、アウフエングリッシュ」という台詞は機会を失った(^_^;
まあ、英語にしても流暢なわけではないから、逆にドイツ語の方が良かったりもする。
お勧めは?と聞いたら、みんなそうだと言われたので、まあ分かる範囲のメニューを選択。
・ドラフトビール:苦味があってよろしい!旨い!
・トマトスープ:じっくり煮込まれて甘味とコクがあっていい(^_^)
こっちに来ると本当にズッペ(スープ)ファン(^_^)
・七面鳥の香草焼き:七面鳥の胸肉をほうれん草(?)とかでたっぷりと包んで
パイで包んで蒸し焼きにしたもの。サラダと、ソース付き。
本体にあまり味は付いてないのだが、野菜から移ったほんのりとした
甘味とソースがなかなか(^_^)
なんかもう、疲れている所にビール二杯からスタートしたので
かなりハイペースで気持ち良くなってました(^_^)
他の料理も試したかったのだけどお腹一杯だし、
メニューが読みきれなかったので、ま、この辺で。
「あれと同じ物を」作戦でも良かったのだけどね(^_^;
さて、勘定をして出ようとすると、入り口で…
「兵馬庸」の軍団と鉢合わせ。
なんか今回、日本人は若者をちらほら見かける程度なのだが、
中国人の団体客があちこちにぞろぞろといた。
四角い顔に細い目をしたのが連なるのだから目立つ。
店に残っていれば面白いものが見れたかな?(^_^;
(ちなみにベルリンでは「TERRAKOTTA ARMEE」とかで展示予告がされてました)
部屋に戻るとシャワーを浴びて缶ビールを更に煽る(^_^;
なんか既に、帰りの準備も旅行記も書けなくなって爆睡へ。
そういや明日で終わりか〜(-_-;
んなことを頭の片隅に浮かべて眠りに落ちたらしい(^_^;
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奇溜なリボンをかけて欲しいとは言いませんから▲
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