ローレ・ライ
第八章 精 霊 の 岩
LUR・LIE。
ルールは中世ドイツ語で「精霊」をライは「岩」を表す。
「精霊の岩」〜ローレ・ライはラインの流れの中に佇み、叙事史の時代から
叙世界を見つめていた。意志が宿る筈もない岩石の塊がその扉を開く時、
二つの世界は繋がる。その鍵を持つ者が絶えて久しい扉へと辿り着く前に、
鍵を導く風を求めて新たな炎と水が立ちふさがる。
[ 風の心 ]
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GRAPHIC(挿し絵)
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