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第二章    依    頼


     エメラルドの髪と翠玉の瞳を持つ少女は龍の腕の中で目を覚ました
     自分を閉ざす少女は、自由と引き換えに手に入れた孤独を友人に
     破龍を巡り、そして龍の錬功の姿を見る。
     花びらの様に華麗に舞い、烈風のごとく力強く打つその龍の姿を
     少女は時が経つのも忘れて見入っていた。
     その間も船は自由軌道ステーション「スマラクト」を目指し飛翔していた。
     そこには「青き流星」が依頼と共に彼らを待ち受けていた。
     

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