食い物日記番外編 香港逃避行 2006


   2/24 眠い!!!(>_<)


          
          旅立ちの朝が来た(^_^;
          

        集合時間は五時半…(^_^;



          眠い眠い…そりゃそうだ(^_^;
          前日は業務多忙に加え、せめて早く帰ろうと思ったところを
          呼び止められて、気付けば変わらぬ夜の時間。
          十二時くらいにやっと就寝。。
          
          案の定、翌日は二度寝(^_^;
          四時半には起きたものの、一瞬にして意識を失って気付けば五時。
          家の近くまで車で迎えに来て貰うからいいようなものの、
          それでも約十分の遅刻(^_^;
          

十分に余裕をもって曇り空の空港に到着…もう少し寝たかった(^_^;


          
          人は少ないかな〜と思ったら、瞬く間にごったがえ。
          既にチケット配布とチェックインが可能だったので早速チェックイン(^_^;
          さっさと手続きを済ませ、マイレージを登録。
          

        この時まで飛行機がANAだと確認すらしなかった(^_^;


          
          でも、この予定外のマイルで、次の出張のシートをなんとか
          往復ともプレミアムエコノミーに出来るかな?
          

        それにしてもビジネスへの道は遠い…(^_^;


          
          ビジネスにするには、30000マイル必要なので、ヨーロッパを三往復は
          しないと駄目なのだった。
          もっているスカンジナビアのカードには北欧人でしか
          クレジット機能を追加できないので、買い物でマイルを
          貯めることも難しいのだった。
          

などと考えつつ、スタバに移動。眠気を覚ますエスプレッソ(^_^;


          
          無線LANのサービスエリア内だったので接続して、
          トリノの最新情報をチェックすると荒川静香が金メダル(^_^)
          頑張れ日本!!
          
          搭乗までの二時間弱を、そんなことしたり、
          会社からの電話の応対をしたり(電源切ってなかった!)
          してすごし、やや遅れて日本を離陸。
          約四時間の香港行きフライトとなりました。
          

離陸後しばらくして食事


          
          ANAなのに、というかANAだから、というか食事は普通。
          基本的にはまずますで、自分はほっけの西京焼き(左図)、
          友人はビーフシチュー(^_^;(右図)
          
          ライスは、ぱさぱさで硬かったなぁ(^_^;
          その少々前に鹿児島の上を通過した。
          雲が切れて眼下には青い海も見えたりする。
          

        それにしてもシートが超絶窮屈…(-_-)


          
          いつも、こんなもんだったかなぁ…。
          シートとテーブルの間が狭いし、なんとかく横幅も狭い。
          シートの底が深くて、足を伸ばすと前の席に底にすぐぶつかる。
          とにかく辛かった(^_^;
          

予定通り四時間ほどで、香港の空港に到着(^_^;


          
          折角なので地図のある場所で少々歴史を紹介。
          イギリスが清と交易を始めた十七世紀後半、中国茶や絹の代金として
          銀を支払う一方のイギリスは完全な赤字貿易となってしまう。
          そこで、イギリスが薬と言う名目で持ち込んだのが阿片である。
          阿片の収益は莫大であり、清とイギリスの関係を逆転させた。
          そして、イギリスにとって清との貿易は阿片無しでは考えられないほどになった。
          そこで、国内への大量の阿片流入に危機感を抱いた清は、特命大臣として
          林則余(ランチャクチョイ)と言う人物を、阿片流入の入り口である
          香港へと差し向けた。彼は直ちに阿片貿易の禁止をイギリスに言い渡し、
          更に、保管していた一万トンもの阿片を全て廃棄させた。
          それを切掛けに1833年イギリス海軍は砲撃を開始し、阿片戦争が始まった。
          
          三年間に及んだこの闘いはイギリスの圧勝で幕を閉じ、
          イギリスは阿片貿易の再開のみならず、香港島の引渡を要求し、
          1842年の南京条約により香港島がイギリスに割譲されたのである。
          ひでえ話である。
          香港島を植民地としたイギリスはその十四年後の1856年第二次阿片戦争とも言える
          「アロー号事件」によって対岸の九龍半島南岸を1860年に獲得。
          更に1895年には植民地の防衛を理由に新界(サンカイ)地区の租借を要求し、
          1989年六月、九十九年間という期限付きの新界租借条約を締結。
          この条約によれば租借地である新界半島のみを中国に返還すればよいのだが、
          1984年に両者の話し合いにより、香港島や九龍半島も返還することが決定。
          返還までの間に、当然のことながら統治国であるイギリスの影響を
          強く受けた文化が根付いた。
          というのだが、現地での英語は不自由だった(^_^;
          まあ、競馬場などもその遺産で、ヒッピーバレー競馬場は1940年代に造られた
          由緒正しき競馬場であるという。
          由緒が正しければ良いというものではないが(^_^;
          
          さて、飛行機は香港島の前をまず通り過ぎて、大きく左旋回。
          そして、正面から香港国際空港に突入(^_^)
          

そこはかとない、歓迎ムードがあったり無かったり?(^_^;


          
          巨大な構造体で、バッゲージクライムも広大。
          ハイシーズンにはこれがごったがえするんだろうなぁ(^_^;


噂によると関空と同じ作りなんだとか(^_^;



でも、こんなのは飛んでなかろうが(^_^;



          
          何も聞かれずに、入国チェックを通り抜けて、
          GateBで、現地スタッフと待ち合わせ。
          HIS本体と、Chaoを間違えたりしたが無事合流(^_^;
          今回は自分たち以外に三組がいたらしい。
          全員が揃うと早速リムジンバスにのって早速ホテルに直行。
          

霧に包まれた湾岸を見ながら走る(^_^;


          
          本日の案内者はLEEさん。
          社内で歓迎の言葉と香港の注意事項なるものを五件説明された。
          1:治安が悪いのでスリに注意。ナイフでポケットも切られる。
          2:水は飲まない。便秘の人はどうぞ。
          3:車は人より優先。
          4:お金の換算は1香港ドルあたり14.5円だとか。小銭が必要ならスモールチェンジを。
          5:…あと、なんだっけ?
          
          まあ、そんな感じの三十分。
          

それを過ぎると、林立するビルが見えてくる(^_^;


          
          よくもまあ、これだけ高く積み上げたものだなぁ、という感じ。
          新しいものほど綺麗で高いのだが…
          

こんなビルも、勿論まだまだ現役(^_^;


          
          新旧のビルは混在しているわ、
          その足元に掘っ立て小屋はあるわ、。
          やっぱり中国系なのだった(^_^;

        ホテルに着いたのは三時過ぎ。時間はたっぷり(^_^)




宿泊したのは油麻地(ヤウマティ)のDORSET SEAVIEW(^_^)


          
          マークがしてある場所。駅の近く(^_^;
          地理的には九龍半島の中心街近くで、どこへでも出かけやすい場所。
          地下鉄の駅も近くて、十分ほど。
          まあ、建物が林立しているから、方向感覚を失いやすいのだが(^_^;


ちなみにホテルの窓から海はちらとしか見えない(^_^;




内装は写真通りだが…狭い(^_^;


          
          大浴場なんてのがついているのは、やはり日本だけなのだろうか?
          まあ、それはそれとして、早速行動。
          北上して旺角(モンコック)地区を目指す。


地下鉄の駅まで行ったが知識不足であっさり放棄?(^_^;


          
          まあ、小銭がないと買えないと思ったりしたんだが、
          実際にはそんなことはない(^_^;
          駅構内の地図で確認し、大した距離でも無いので、そのまま地上に戻って移動開始。
          地下鉄の上を走っているというか、
          その上に道路があるというか、「ネーザンロード」と呼ばれる
          道路に沿って南下(^_^)
          

まもなく旺角に到着(^_^;


          
          『旺角(モンコック)』****************************************************************
          香港の庶民生活に密着した繁華街。女人街、花園街、
          金魚がいなど旺盛な香港のパワーを感じさせる。
          コンピューター用品、家電製品、スポーツ用品の店が並び、人と車と広東語の波をかき分けて歩く。
          *******************************************************************************
          
          …なんだそうな…(^_^;


そてにしても、車と人と看板がすげい(^_^;


          ちなみに、通常の行き先表示は青い看板で、
          特別な場所、イベントの場所などはピンクの標識で出ているので
          場所の把握は、そこそこには楽なのだが、混雑による混乱が
          それを阻害する(^_^;
          

そてにしても、車と人と看板がすげい(^_^;


          

        この看板の上を、靴に翼を靴に生やした魔法使いが飛び跳ねたり、

        あやしげなフィールドを展開するマシンナリーが徹甲弾を乱射したりするよーな

        物語があったりするのだが…

        ……

        …と言うより、イメージは道士と仙女だな…やっぱり(^_^;



          しばらく歩いて隣接する一本奥の通りに移動。
          混雑しているし、看板は頭上を覆っているし
          あまり、状況は変わらなかったりする(^_^;
          通行人はかなり学生服姿が多かったように思う。
          
          自分はといえば、いつもの格好で、
          どこがどこやらと、きょろきょろ観光客丸出し(^_^;
          

大丈夫かなぁと思っていたらやっと金魚街に到着(^_^;


          
          なーんか、真剣に金魚見たりしている人は確かにいた。
          どれだけ、本当に買ってたのかなぁと思うのだが
          香港はこれで成り立っているのだから大丈夫だろう(^_^;
          そもそも、風水にいいらいいのだが、一目瞭然の住宅事情により
          庭に池とか…いうのではなくて水槽で金魚とか熱帯魚を買うらしい。
          

        混雑する中、終点に到着(^_^;


          

くるっと折り返すと、そっちは花園街(^_^;


          
          右の写真はその花屋の上の建物なのだが、
          やっぱり壁面に勝手に物置を作ったりしている。
          なかなか怖くて近づきたくない(^_^;
          こから更に花園街の奥から女人街に戻る(^_^;


いきなり、その場でお菓子の値段の安さに思わず購入(^_^;


          
          こんで全部で一五〇円分のチョコレート。
          値切ったら安くなったかなぁ(^_^;
          ちなみにお菓子の中にはもともと、
          

こおんな爆竹もどきが入ってた(^_^;


          
          右端の一個のように剥いて見たのだが、
          チョコのイミテーションではなかった。
          蝋燭なのかプラスチックなのか、
          表示はチョコの成分なのか…色々謎だったので、
          搭乗の危険を除外するために破棄(^_^;
          なんだったのかなぁ…(^_^;
          

更に進む…(^_^;


          
          この辺は、女性向けの品物が多いフリーマーケットなのだが、
          勿論、男物とか性別を問わんものも売っている。
          で、友人から時計を頼まれていたので、ちょっとおっちゃんと
          値段とか見て会話してみる。
          中国語と英語がぐちゃぐちゃで話すのだが、英語はあまり反応が
          よろしくなかったようだ(^_^;
          

        それにしてもロレックスやらカルバンクラインやら…(^_^;


          
          恐れもなく売っているところが素晴らしい。
          ロレックス、ロレックスとおっちゃんが自分の時計を指しながら言うから見てみる。
          65HKって書いてあるから、日本円で千円くらい?
          本当なら、買える訳が無い値段(^_^;
          オートマチックとか言うのに時計には「QUARTZ」って書いてある(^_^;
          違う、と指摘して目の前で自動巻きの振動確認に振って見せると、
          奥に手招きされて、ちゃんとした(?)ムーブメントが出てくる(^_^;
          この辺も定番なかけ合い(^_^)
          出てきたものの表示はより精密でで、文字盤には石がはめ込まれていて、
          それらしく見える。これは300HKとか言われた(日本円4500円)
          多分、200くらいまでは下がったと思うのだが、他も見てくるといって別れた。

          あ、ちなみに、他の自動巻き(ムーブメント)時計はもっと
          質が悪かったから、ここで200で買うのが一番良かったと
          思われる…買わなかったが(^_^;
          

        それにして、このイカガワシサっぷりが中国っぽくて良い(>_<)


          
          雰囲気を満喫しつつ、冷やかしたり冷やかされたりと歩き続ける。
          

ちょっと脇にそれるとちゃんとしたショッピングセンターもある


          
          フードコートにはラーメンやらマクドナルドやらあったが、
          適当に見たあとUターンして通りに戻り、食材街の寂れたレストラン街ではなく
          (だって本当にさびれてて仕事している雰囲気なかったんだもん(^_^;)
          通りに面している喫茶店と料理店の中間のような場所へ。
          

漢字から料理を想定して注文した結果がこれ(^_^;


          
          「牛肉飯」から「丼」を想定し「牛肉包」から「饅頭」を想定したのだが、
          結構意外な組み合わせが出てきた。ボリュームもあった(^_^;
          まあ、お腹減ってたし、普通の味だったのだが、
          友人の背後でおばちゃんが似たように首を捻っていたとこを見ると、
          やっぱり意外な形状ではないのだろうか???(^_^;
          

        ちなみに、コーラも出てきました…「水」って分からなくて(^_^;


          
          ここは二人分で62HKくらいだったから、千円しなかったけど…
          高い部類だろうなぁ…店外に価格の表示があったから分かってはいたけど(^_^;
          

更に進む…というか北上なので帰宅方向(^_^;


          
          とにかく雑多な人並み。
          飛行場とかで大量にみかけた日本人よりも、白人の方が多いようだった。
          アラブ人とかは住んでいるからなんとも言えんし、
          ベトナム系も難民定住型が多いだろうからなんとも(^_^;
          まあ、繁華街ってことだし。こんな感じかな?


ホテルに戻ってジャスミン茶で一息ついてから、更に夜の活動を開始(^_^;




天后廟近くのホテルの目の前が、すぐに夜市状態(^_^;


          
          この辺、男人街とか玉器を売るジェードマーケット(六時終了(ToT))とか
          廟街と呼ばれるあたりとかがところ狭しと集まった、
          夜のショッピングとリート。情報誌によると…
          
          油麻地(ヤウマティ)**************************************************************
          佐敦(ジョーダン)と旺角に挟まれた香港庶民の街。天后廟は香港を代表する由緒ある寺院。
          上海ストリートもこの地区まで伸びている。表通りのネーザン・ロードと裏通りの対比が観光客には興味深い。
          早朝から夜まで、各種ストリート・マーケットが開かれる。
          翡翠で有名なジェード・マーケット、夜には各種屋台の並ぶ男人街、風水グッズや台所用品の店が並ぶ上海ストリート。
          *******************************************************************************
          
          なんだそうな…(^_^; うずうず、とする様な感じのイカガワシイ店が並ぶ(^_^)
          台湾と違って、こっちは大陸系で台湾のような食い物主体ではなく物が売られている。
          日本のプラモデルのニセモノとか、ヒンズー教の武器とか刀とか
          おとなの玩具とか、発禁級のパンツとか…(^_^;
          そりゃもう、盛りだくさん。占いなんかもあって
          時間がたつほどに人が増えてきて、即席カラオケなんかも始まる(^_^;
          

ちなみに占い師の集まる場所は天后廟(^_^;


          
          もともとこの辺は漁村だったらしく、そのため天后が祭られているらしい(^_^;
          廟の中もお参り出来るらしいのだが、明るいうちは近づかなかった(^_^;
          背後は公園になっていてその周りに占いの小屋があるんだが、
          憩いの場っつーか、老人のたまりばっつーかんじ?(^_^;、
          

昼間の正面はこんな感じ(^_^;


          

        なんて見て回っているうちに友人とハグレタ(^_^;


          
          今回、これが連発…(^_^;
          まあ、初日はトイレにと戻ったホテルの前でビールを仕入れた友人と無事再会。
          

まだまだ明かりの灯る町に再度出陣(^_^;


だって飯食ってねーもん(^_^;


          
          ワンタンというかスープ類を食べたいらしいので、
          ソコソコまじめに働いてそうで、賑わってて、安い店を選択(^_^)
          

頼んだメニューの名前忘れた…10元(^_^;


          
          値段150円のラーメンもどき。スープ塩味。
          粉麺と呼ばれる細麺のタイプでそこそこ歯ごたえがあるが、。
          茹で方をサボる習性があるのか、もそもそで粉っぽい部分あるが愛嬌(^_^)
          中国で得意の「香菜」は入ってなかったので食べやすかった(^_^;
          

帰り道々、八卦太極盤を購入(^_^;

          
          あまり売られて無かったんだけど、小型の奴を探して発見(^_^;
          二箇所にあったのだが、どっちも25HK。
          で、値切って20HKで購入(^_^;
          300円なんだからいいだろう(^_^)
          小説の資料とかで手元において置きたかったのだ(^_^)
          なかなかに満足(^_^)V
          

満足してホテルに戻り、最後に一杯(^_^)


          
          ちなみに、ビールは9HKで130円ってところかな?(^_^;
          

        一杯飲んで気付けば友人は一瞬にして爆睡(^_^;


          
          確かにかなり歩いたし、もう十一時だもんなぁ(^_^;
          

まだまだ街に明かりは灯る。霧の中に(^_^)


          
          
          

        初日はつつがなく終了。明日は香港島だ(^_^;


          
          
          

        明日のタメに寝ます(^_^;


          
          
          


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