食い物日記 番外編
4/8-9 京都の満開の(はずの)桜を求めて?(^_^;
結局休めなかった年度末の敵を討つように京都へ(^_^;
行けたら行こうに近かった割りにはかなり強硬に決行。
土曜日が叔母の百日祭に栃木にで、移動中も仕事してたし、
戻っても仕事してたので、あんまり採算はあってないけどね(^_^;
満開の桜が出迎えてくれました(^_^)
前日も親戚関係で栃木を往復したり、よるに荷物を受けとったりと
どたばたの連続だったし、どうなるかなぁと思ったけど、
天気と花運はくれたみたいです(^_^)
全然止まらなかった左瞼下の痙攣も、なりを潜めました。
まあ、横浜から京都に向かう新幹線の中では、
かなり寝てたけどね、京都に着いたらしっかり晴れてました(^_^)
やっぱ自然は優しいんだ(^_^;
到着後にチェックインまで時間があったので、駅ビルの中の
ラーメン小路にて博多豚骨を食べて腹ごしらえをして、
駅裏すぐの新/都ホテルにチェックイン。
さすがに外人が多い。
国際観光地でいい季節だもんなぁ(^_^)
チェックインを済ますと荷物を置いて、
嵯峨嵐山へと電車にて向かうのでした。
駅前は改装中でかなり変わってた。
便利だったのはSuicaが使えたこと(^_^)
さて駅を後にしてさっそく桜を求めて歩く。
ホテルの桜情報はこんな感じ…(^_^;
嵯峨嵐山付近の地図はこんな感じ…保養所は満室でした(^_^;
ちなみに、地図はここが結構便利です(^_^)→●
電車の駅は赤丸でJRは上の方の駅。
そこから道なりに歩くと天龍寺の正面に出る。
参門をくぐると桜の嵐(^_^)
新しいカメラのテストも兼ねて撮影…(^_^;
長年愛用していたカメラが故障して修理もしたんだけど新型も購入。
光学十倍ズームはかなり便利かも。
でもオートフォーカスがちょっと甘いような?(^_^;
さて「鯉の滝登り」でも有名な天竜寺だけど、
見たことあるからとの友人のコメントに従って
参堂のみで素通り。
通常の裏コースを通っていきなり嵐山の麓のボートの船着場へ(^_^;
優雅に船の浮かぶ風情のある光景が…(^_^;
平安の時代からみな、こーやって舟遊びとかしてたのかなぁ。
もうちょっと雅だと思うけど。
そう言えば、そんな時代絵巻なイベントもあったような?
渡月橋方面からぐるっと一望するとこんな感じ…(^_^;
緑の山にほろほろと桜の木が咲いているのが
とっても風情がある(^_^)
そこから、ふらふらと渡月橋へと歩く。
それにしても中国人が多いなあ、どこででもどなるからうるさいうるさい(^_^;
ちょっと風情とは違うな(^_^;
桜アイスが見つからないので抹茶アイスをゲット(^_^;
なんだか桜アイスはほとんど売り切れらしい。
まあ抹茶でもいいんだけどね。
川べりに佇んで風景を眺める。
渡月橋に近づいて更にぐるっと一望…人がすげい(^_^;
車なんかほとんど動けていない(^_^;
新しくなったはずの渡月橋もかなりくすんで来たな。
ピカピカだった頃よりはいいかぁ。
アイスを食べ終えて橋を越えて向こう側へ向かう。
橋を渡るのはその後(^_^)
渡月橋を過ぎると満開の桜並木…CMで憧れた情景(^_^;
川沿いがずーっと満開の桜並木になるそんな光景(^_^)
橋の袂の姥桜はまだまだだったが、他の桜はほぼ満開。
先まで歩いてくると言うと、友人はここで待つという。
俺は歩く(^_^)
見上げる淡雪のような花(^_^;
光学十倍ズームで対岸もクッキリ(^_^)
百メートル程を歩くと一度桜並木は途切れて、
川沿いを走る道の反対側に続く。
写真ではずっと川沿いに連なっているように思ったけど、
違うんだ(^_^;
更に奥へとそぞろ歩く(^_^;
そしてやっぱり写真の撮影を頼まれる俺(^_^;
なんでかなぁ、そんなに頼み易いのかなあ。
まあささやかに人々に役立っているということで(^_^;
まるで桜の中に吸い込まれそうな一枚にチャレンジ(^_^;
なんだか普通に桜を撮っていても、こう桜だらけ!!
って感じにならなかったのでズームと焦点を
調整したらこんな一枚になりました。
なかなかじゃん!(^_^)V
まだまだ、桜は散りそうに無かったのだが、
並木の一部でマンションに面している広場のところだけは、
はらはらと桜が舞い散っていて思わず足を止めて眺める。
川風に誘われるように、止まることなく花びらは散り、
広場の青々とした草むらの上をゆっくりと淡く白く染めていく。
マンションのベランダではそんな姿をゆっくりと眺めている
住民が沢山…いいなぁ…でも高そうだなぁ(^_^;
さて、渡月橋の袂で友人と合流して対岸の嵐山公園に移動して、
宴会の中へと混ざる(^_^;
ビールに焼きそば、そして豚まんを堪能しつつしばし休息をとる。
一息ついたら四時を回っていたが、あまり歩いたことのない
こっちの船着き場側の道を奥まで歩いてみることに。
残念ながらこちら側の桜は終わってしまったようで、足下の花弁だけが名残。
とま、ここまでは順調だったのだが、一番奥まで行ったところで
突然の腹痛が…なぜ?(ToT)
ビールとアイスの組み合わせと下がって来た気温に問題が
あったんだろうか(^_^;
ま、長く続くようなことは無かったので良かった(^_^;
更にいつもの竹林を巡り、市内へと戻るともう七時を回っていた。
一度ホテルに戻ってセイロガンドーピングをしてから食事を求めて
駅ビルに向かう。祇園で親しんだてんぷら屋という手もあったのだが、
予約不可で入れるか分からないし、まだライトアップ参拝を
するか決めかねたので、とりあえず手近なところで(^_^;
11Fのイタリアンで友人はパスタ、俺はパスタとトマトサラダを注文…(^_^;
美味しかったのだが、巨大な不満が一つ…。
ムール貝が乗ってない…(ToT)
食べたかったのに何故?と店員を捕まえて問いただすと…
「今切らしていて…」…アホか!?(-_-#
入手が難しい時期なのはわかるし、日本なんだから更にとは思うが
サンプルと違うのは全然関係がねえ!!!
こーゆー店は人生において二件目の経験だった…ムカつく。
ちなみにサンプルはこう…この店には注意しよう
レストランの中も結構、旅行客が多かった。
となりのテーブルには家族連れのドイツ人がピザを食べていたりした。
ちらちらとこちらを見るので、声をかけてほんのちょっと談笑(^_^)
レストランで声も掛けられないのは、旅行中はちょっと寂しいものね。
なんでも二週間で東京から広島までめぐるのだそうだ。
仕事が何をしているかは単語が分からなかったのだが、
オクトーバーフェストでビールの試飲とかするような事を言ってたなぁ。
「グーテライゼ アウフ ヤーパン ウント フィールシュパース」
てな挨拶で別れた。ちいさい女の子も手を振ってました(^_^;
さて、食事も終わって残り時間もわずかなのだが、
せっかくライトアップもしているしと『高台寺』を目指す。
バスで十分くらいでほぼ正面に到着なのだが、長蛇の列を友人が嫌って
使ったことのない地下鉄で向かうことに。
祇園近辺の位置関係はこう…(^_^;
青丸がバス停で赤丸が地下鉄なんだから下車駅からの距離は押してしるべし。
しかも地下鉄の乗り場も分からずに、探して乗り換えをして、
円山公園に着いた頃には九時くらい。
公園の満開の桜と、時間不足であっさりと高台寺を放棄(^_^)
だって、こんなんだよ?(^_^)動けなくもなろうと言うもの(^_^)
円山公園にはなんども来ているけど、これだけ満開に出会ったのは初めて。
すげえなぁ。ライトに照らされると一層奇麗で、白く輝くよう。
そこら中でフラッシュを焚いているのだが、
俺は非フラッシュ派(^_^)
このカメラで夜景は初めてだったのだが試した感じも
なかなかだったので、いつもの感じで撮影(^_^)
ただ、ミニ三脚をホテルに忘れた(ToT)
円山公園の枝垂れ桜。別名『祇園枝垂れ桜』を逆アングルから(^_^)
このくらい明るいとなんとかなるけど、
やっぱちょっとブレテいるような感じがして残念。
自分の眼を解放シャッターにして焼き付けるのでした(^_^;
公園は大宴会会場(^_^)
普段はガラガラなんだが、この時期には移動座敷が出て、
その上に毛氈を敷いて小さなちゃぶ台をおいて
酒や小鍋なんぞつついているのは風情がある。
もっとも近くでは、学生が酔っ払ってすげいことになっていたりするが(^_^;
見上げる街灯や出店の明かりで見上げる桜の渦もきれい…(>_<)
こうやってぼやけているのもいいんだが、
ミニ三脚があれば、体を支点に固定するだけでかなり奇麗に
なった筈なんだがなぁ(ToT)
次回は忘れないようにせねば、というか、特許にならんか?
三脚じゃなくて一脚でもいいからカメラに仕込めたら、
かなりいいと思うんだがなぁ。
もっとも、写真に質を求めるひとは、ちゃんとしたカメラと三脚を
使うことを厭わないか(^_^;
ふらふらとケバブを購入
屋台の中に見つけたのでついつい。
牛肉がなくてチキンになったけどまあいいか(^_^)
美味しかったし(^_^)
そうそう、タケノコ焼きも売ってたので思わず何本も買ってしまいました(^_^;
パチパチと燃えるかがり火が暖かい(^_^)
あちこちにこんな篝火があって、暖かい。
物珍しそうに寄って行く外人や子供が、
時折爆ぜる薪に驚いているのがまた良い(^_^)
しばし、篝火の暖かさの脇で桜を眺める。
さて、公園の上の方もあるいてみるとそちらもなかなか。
まあ、そっちは更に宴会状態だが(^_^;
とりあえず池を渡る小さな橋の上から一枚(^_^)
風が無く鏡のような湖面に映る桜…どう?(^_^)
高台寺でももっと奇麗な情景が見られるはず。
とはいいながらも、かなり満足。
最後にもう一度『祇園枝垂れ桜』をしばし見つめて帰途についたのでした(^_^)
さて翌日(^_^)
九時過ぎにホテルを出て地下街で朝食を取ると、
地下鉄で醍醐寺を目指す。
駅には恙無く到着して歩くこと15分ほどで、
参門が見えてくる。そして寺の境内へ(^_^)
こちらは散り始めの風情が漂う満開の桜(^_^)
風の一吹きごとに桜の花びらが舞う。
いい季節だ(^_^)
個人的には『風も無いのにはらはら』という雰囲気が一番好きなんだが、
これがまたタイミングが難しい。
さて、二度目に訪れた醍醐寺。
前のときは何時だったろう?少なくとも桜は無かった(^_^;
折角なので、うんちくてきな紹介(^_^;
ちなみに『醍醐寺』は世界遺産です(^_^)
八七四年に開かれ、10世紀初めに山下に伽藍ができ、勅願寺となる。
京都に現存する塔の中では最古。 952年建立の五重塔(国宝)から
17世紀までの建造物が現存。
「花の醍醐」といわれ桜の花で有名。醍醐寺の総門から仁王門までの
「桜の馬場」を中心にソメイヨシノ、 ヤマザクラ、シダレザクラなど800本がある。
応仁・文明の乱の戦火で五重塔を除く堂塔伽藍を焼失したが、
豊臣秀吉が「醍醐の花見」を行ない、これをきっかけに 再興された。
1994(平成6)年、「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録された。
醍醐寺は上醍醐(登っても一時間)と下醍醐の総称であり上醍醐には西国11番札所の准てい堂、
国宝の薬師堂には本尊薬師如来と両脇侍像(国宝)開山堂、如意輪堂などがある。
わけだ(^_^;
舞い散る花弁と芝生を染める花弁の共演(^_^)
この辺は、風が吹けば桜が舞い、地面に落ちた桜の花びらが、
風にころころと転がる。そして、散った花は、緑の芝生の上を
うっすらと染めて、芝桜のようにもう一度花を咲かせるのでした(^_^)
いいなぁ…(^_^)
「桜の馬場」の美しき桜のアーチをどうぞ(^_^;
この辺になると、写真テクの不足が著しい。
どーやったらこう、包み込まれるような雰囲気を出せるのだろうか?
魚眼レンズとかかなぁ(^_^;
境内全体はこんな感じ(^_^)
桜のアーチがあるのは総門からの道で、ここを真っすぐ進んで、
三宝院の唐門(国宝)(菊の紋と太閤桐の紋の大扉がある)を右に曲がると
仁王門になるのだ。
折角だしと言うことで仁王門からの内部も拝観する。
六百円也(^_^;
これが国宝の五重塔と…なんだっけ?(^_^;
有料の境内の内部はほとんど桜が終わってしまっているようだった。
それとも最初から無いのかな?
参道をゆっくりと上がっていく。
涅槃仏の横たわるお堂なんかもあったりするがこれは新しかった。
最後には弁天堂にたどり着く。
弁天堂付近の池は散った桜の枝が赤く秋と春が共演しているよう(^_^)
建物構造取材写真(^_^;
ここを通りすぎると、回転式の一方通行の扉があって、
そこから上醍醐に行くことが出来る。
標識によると、ここから頂まで歩いて一時間とか…
でもとりあえず行く。頂の開山堂目指して二十丁を。
ちなみに丁の単位は不明なんだそうな(^_^)
とは言いながら、その石柱には丁の他に梵字も彫られている。
しばらく梵字から離れているので、意味が分かってないけど(^_^;
それにしても急勾配の坂が続く本当にこれが一時間も続くのか?
なんて考えているうちは余裕があったんだが、
どんどんと苦しくなる…
和気あいあいと話しながら登っていく爺さんバーさんがすごい(^_^;
恐るべし権力者のわがまま…こんなところで本当に花見?(^_^;
ここが秀吉が花見の宴を催したと伝える「槍山」
ここを通り過ぎ、「相生の杉」を通り過ぎ、
小さな「不動の滝」を横目に通り過ぎる。
この不動の滝が距離的には約半分で、ベンチが置かれているんだが
止まったら動けなくなりそうだから(^_^;
苔に包まれた巨木…そして健脚を見せる方々(^_^;
なんだかもう、ひたすら登り続け、社務所の脇を抜けて更に上がる。
五大堂とかいろいろあったけど一息だけついて更に頂を目指す。
ここから六分とか書いてあるんだが、疑いたくなる疲労感(^_^;
こいつは痩せるぜ(^_^)
途中に国宝を発見。薬師堂(^_^)
中を見る事も出来ますが…暗くて良く分かりませんでした(^_^;
国宝!お堂の中には薬師如来のマントラも…(^_^;
うんちく(^_^;
薬師如来(やくしにょらい)。薬壺を持ち、病気を治す仏様として有名。
薬師三尊は両脇に日光菩薩、月光菩薩。まわりを十二神将が守護し、
昼夜24時間全方向にいる病の人を助けてくださいます。
マントラ『おんころころせんだりまとうぎそわか』
(天台宗真言では、おん。びせいぜいびせいぜい。びせいじゃ。さんぼりぎゃてい。そわか)
薬師如来は西方極楽浄土の阿弥陀如来に対して東方浄瑠璃界の教主。
その名の通り医薬を司る仏で、医王という別名もあり、
衆生の病気を治し、安楽を与える仏とされる。
仏像もしばしば薬壷を持ってる。
心の病も治れと、唱えながら頂を目指すと、やっと開山堂のある頂き。
すげえ…本当に一時間かかったよ…(^_^;
携帯も圏外の場所なのに気付く。
置いてきてしまった友人は今どこだろうか???(^_^;
まあ、すぐ会えたのだが。
頂から街を遠望(^_^;
なんてしてたら、『キツネの嫁入り』に出会ってしまって、
急いで下山したのだが…やはりただの通り雨でしたとさ(^_^;
震える足で下山。
時間はほぼ半分くらいだと思われる(^_^)
参道にある茶屋で饅頭を食べながら、お茶を飲んで友人の到着を待つ。
(ちなみにここ以外での飲み食いはいけないらしい(^_^;)
さてこの時点で一時半くらいだったかな。
再び電車に乗って東山駅、昨夜と同じ場所を通り、
円山公園でソバを食べようとしたのだが、行きつけの店はなんと準備中…何故?
つーことで、やっぱり普通にニシンソバを食べに祇園に向かう。
携帯が圏内になるとやっかいなもので、明朝の会議に出席出来るかと
携帯とメールが鳴りまくる…はいはい行きますよ(ToT)
食事を終えて、八坂神社へと戻り、石塀小路を抜けて、
しっかりと高台寺に到着。
記憶もそこそこ残っているようだった(^_^)
高台寺は三回目かな?
桜はほとんどありませんでした(^_^;
数奇屋造りの傘亭を少々眺めたりしたのは楽しかった。
数奇屋の話はちょっと前に本で読んでたので、現物見たかった(^_^)
でもまあ、前日に夜間参拝しなくて大正解だった。
なんでか入り口に『マニ車』があったけど…なんの関係があるのか分からん(^_^;
高台寺を終えて、二年坂、三年坂を抜けて清水寺へ。
とりあえず清水の舞台を一枚(^_^;
ここもまた凄い人でした(^_^;
ま、この後はひたすら戻るだけ。
駅で残り時間が一時間程度だったので、土産と弁当を購入して
時間を潰し、予定通りの列車に乗る(^_^)
とまあ、かなり突貫の桜紀行だったけど、かなり満足(^_^)
さて、すでに関東を通りすぎてしまった桜だけど、
出張帰省とまだまだ機会は尽きないはず。
さて次に出あえるのはいつかな?(^^)/~~~
と言いつつ、おまけの二週間後の京都・奈良 4/19-20(^_^;
仕事の関係で木曜の大阪と京都長岡を訪問。
打ち合わせ後と移動時間の合間、更に翌日の年休で
主に吉野山方面を目指すことにした。
宿が嵐山の保養所だったので、その通り道近くにあったのが長岡天満宮(^_^;
長岡天満宮に寄り道…藤原道真縁とのことで、小説の進歩を祈念(^_^;
関東でツツジが満開だったので、どうかと思って寄ってみたのだが
どうももう一歩という感じだった。
花の盛りをつかまえるのは難しいものだ(^_^;
それでもこの位は咲いていた(^_^;
庭園の中央に位置するつつじ並木はまだまだつぼみばかりだったけどね(^_^;
その代わり、庭園を囲む桜からは最後の花びらがはらはらと落ちる。
静かな庭園をぐるっと一望(^_^;
長岡市は中国の杭州の寧波と姉妹都市だとかで、奥に見える六角堂は
中国の西湖のほとりにあるものを参考にモデルにしたんだそうだが、
現物は石造りだし規模もでかいから、印象は随分違うけどね。
西湖は一回りするのに二時間以上かかったような(^_^;
さて、電車に乗って更に移動するのだがその間もメールが飛び交って、
車内で仕事をしていると目と肩が苦しくなる(^_^;
打ち合わせが終わったらサウナと風呂にゆっくりと浸かろう(^_^;
耳に染み入るようなせせらぎだけがかえって静謐に思えるの桂川の流れ(^_^;
二週間前の華やかさと喧騒がウソのようだ…
もっとも、こっちの感じの方が好きだけどね(^_^)
すでに桜の姿はほとんど無く、川の中洲には菜の花が黄色い花を
鈴なりに付けた茎を長く延ばし、風にゆっくりと揺れていたりする。
流石に冷え込む(ToT)
ちなみに、保養所でサウナには入りましたが、夜中の十一時過ぎまでと、
翌日の朝七時くらいまで仕事してました(ToT)
たった半日いないだけなのに…普段の段取りが悪いのかなぁ(ToT)
翌日も結構、移動中は散々でした…頭イタ。
それはさておき単線でゆっくりと二時間をかけて吉野山に到着(^_^;
平日のうえ、桜の盛りも過ぎたとあって、人影はまばら(^_^;
とりあえず、前回食べられなかった「桜ソフト」を購入し、
初心者には迷路としか思えない山、しかも世界遺産でありながら
日本語の説明しかない案内板に悩む外人さんに、
無料の地図を渡し、簡単な説明だけして移動開始。
まあ、こういうところは悩みながらぐるぐる回ってみるのも
楽しいからね(^_^)
人の少ない境内に遅咲きの八重桜が満ちる(^_^)
とは言っても、中千本まではほとんど桜は散っているし、
閉まっている店も多かった(^_^;
最後の名残を惜しむように、はらはらと時折、舞い散る花びらは
掴もうとすると離れて行くが、不意に胸元やポケットに飛び込んだり
するのがなんとも言えない(^_^)
遠く蔵王堂を遠望する上千本で舞い上がる桜の中に佇む(^_^;
山の斜面にある、上千本のあたりだと、斜面から吹き上げる風に花が散ると
散った花は落ちるのでは無く、舞い上がり、
まるでスローモーションのようにいつまでも舞っている。
いつまでもといっても最長15秒くらいだが(^_^;
そして、その風に乗った桜の花びらが、見下ろす自分の全身を
一時包み込んで去って行く。
この一瞬が桜の風情だよなぁ、ああ…いいなぁ(ToT)
更に登って、分水神社で一休み(^_^;
奥千本まで二時間を想定していたが、予定通りになりそうな感じ。
この辺りで、麓で買ったポカリスエットが空になったが、
ペットボトルはそのままキープ。後で使うのだ(^_^)
高木山展望台からの眺望…足下をトカゲや蛇が駆け抜ける(^_^;
あーびっくりした(^_^;
まじめに驚くよね。
草むらの中を突然ガサガサと動くんだから(^_^;
意外と知られていない寄り道展望台を後にして、更に登る。
去年は天気が悪そうだったので来なかったんだが、
そんときには雨に濡れる桜もいいかなぁと思ってた。
しかし、それは間違いだなぁ。
上千本までならいいけど、それから上は足場が泥濘んで滑る滑る…
数日前に雨が降った程度だった筈だが危なくて仕方ない(^_^;
石の階段や手摺りが年々増えているのが良く分かる。
それはさておき、更に登るとやっと到着。
ようやく奥千本へ、斜面の奥に桜が見える(^_^;
相変わらず、滑り落ちたら二度と上がって来れない感じの斜面に
しっかりと花が咲いている。
苔清水でのどの渇きを癒す(^_^)
ここでさっきのペットボトルが活きる。ここの苔清水は名水なのだ。
数日前の雨で濁っているかと思ったが、清流はそのまま、
とっても美味しい水なのでした(^_^)
西行法師の庵の前の小さな広場で、倒木のベンチに腰を降ろしてしばし桜を眺める。
時折の風が桜を散らす。他はなにも無い。
もっとも、近くではバーサンの集団が弁当を開いて宴会しているが(^_^;
不意に手のひらの中に花弁が舞い込む(^_^)
携帯の電波も届かない山間に佇んで、桜の花と雲の流れを眺める事しばし。
苔清水をちびちびと口に含み、クッキーを食べる。
とりあえず、来て良かった(^_^)
去り際、少し登った場所から、振り返る。
まるで緑の山に桜色の雲がかかっているかのようでした(^_^;
雰囲気分かるかなぁ。
人間の視界って広いんだなと思うのでした。
登る時には下ばかりみていたけど、下りは多少余裕有り(^_^;
林立する巨大な杉林を見上げると、背を並べるほどに高い桜の木が、
梢を抜ける風に花を散らしている。
散らされた花は舞い落ちる事なく、
はるか頭上をまるで蝶の渡りのように飛び去り
濃緑の樹々の連なりの中へと消えていく。
喧騒の中ではついぞ気付かないそんな姿もよい(^_^)
下りは流石に早く、途中でうどんを食べ、駅に戻っても時間は充分。
新幹線のチケットの時間も変更して弁当を購入して乗車。
電波の届く範囲に来ると仕事が流れてくるので、頭痛が…(^_^;
そんな少旅行でしたとさ(^_^;
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