食い物日記 番外編(もう、どのくらい番外なんだか…)
05/25~27 青い海と白い家との世界へチャレンジ(^_^;
ストレスが溜まったので?また週末に飛び出す(^_^;
日本の会議での待機で深夜も起きてたしね〜(^_^;
まあ、実際には、日本にいた頃から考えてはいたんだけど、
チケットが取れてなかったりで、もうドタバタ。
諦めようかと思ってた矢先に、席があいたのでゲット。
一回キャンセルしたのと合わせて予定よりも四万もロスした感じ…(^_^;
まあ、将来ツアコンの資格を取ったときの勉強ということにしよう(^_^)
日本で最初に見たときには二万五千だったチケットが直前では七万!(^_^;
ちょっと悔しいけどね〜
まあ、休みが取れているだけでもOKという雰囲気で!!
05/25 アテネ移動…ドキドキで到着(^_^;
仕事が終わってから八時発のフライトで飛ぶ(^_^;
まあ、予定よりも遅れ気味に空港に到着し、
週末のせいかずいぶんと混んでいるセキュリティチェックを抜けて、
更に買い物をしてみれば、搭乗までの時間は十五分。
大して食欲も無いので、スープとかバナナとかを腹に入れてゲートに向かう。
八時でもまだ明るい…しかし、到着は深夜…ひ〜(^_^;
風光明媚なギリシャなんだけど、最初に着くのが夜中では
スリやらひったくりやらがやたらと多いとかいう印象のみ先行するので、
搭乗時もかなりドキドキではあった…まあ、それもあって
コスト重視の乗り換えコースよりも、同行者との当初の予定を優先したんだが(^_^;
機内食はラビオリとケーキ…ちょっと苦手な味でした(^_^;
かなり濃い感じの顔立ちの方々は、もりもり食ってましたね。
おかわりも要求していたような…
それもしても、ギリシャ系はジーサンバーさんもかっこいいねぇ。
まあ、樽のように見える人もいたりはするが(^_^;
フライト時間三時間ほどでアテナに到着(^_^;
出発が遅れたので、ほぼ深夜の十二時。
キョロキョロしていると、狙われるという観光客そのままの風体で、
バスの停留所でチケットを購入する。
ちなみにバスは二十四時間運行だそうで、5ユーロのチケットを購入(^_^;
今回のバスは95番で、終点の『シンタグマ広場』を目指す。
アテナ観光の起点の場所なんだそうだが、
所要時間は一時間…到着は深夜一時を越える…大丈夫だろうか…(^_^;
地理的にはこんな位置関係である(^_^;
高速道路を使っての移動。
それで5ユーロは安い気がする。
ちなみに翌日は歴史に名高いピレウスの浜から、
クルージングの予定だ…無事到着出来れば…
バスの中は似たような旅行客が沢山(^_^;
ドイツ語がやたら聞こえた気がするが、イタリアやドイツからの観光が
多いのだそうだ。
夜だというのに、道路は結構混んでいる。
地下鉄もあるが、混んでいる時のバス並みに危険だとか。
どーせいっちゅうねん(^_^;
なんて考えているうちに到着(^_^;
夜中の一時を回っているのに、広場には人やら犬やらがいっぱい。
りっぱな建物は国会議事議事堂
ここから歩いて二分というが、一分とかからずに到着。
近々はこんな位置関係である(^_^;
大きな丸が『シンタグマ広場』で、その右が国会議事堂で、
小さな丸がホテル。左の笹かまぼこみたいな形したのが、
有名な『アクロポリス』そこまで一キロ程度という好立地ではある。
何はともあれ無事到着出来てよかった〜(^_^;
睡眠時間四時間で起床して明朝は七時半ホテルピックあっぷなのでした…
おやすみなさいませm(_ _)m
05/26 これがギリシャの空と海だ!そして遺跡だっ!!(^_^;
ということで、睡眠時間四時間で起床である〜(^_^;
シャワーを浴びてストレッチして早速朝食へ…食欲はイマイチだが(^_^;
で、選んだのはこんだけ…(^_^;
なんだか普通の食べ物だったり、ちょっと癖のある味だったり色々。
ヨーグルトがほとんどチーズだったのが印象的。でも美味しかった(^_^)
明日はもうちょっと別な物を食べてみよう。
でまあ、時間無くピックアップバスに飛び乗って移動。
あちこち巡って一時間ほどで波止場に到着(^_^;
三階建ての巨大な船に、あちこちから集まった人々が、
続々と乗り込んで行く。
乗船のタイミングで、ギリシャの民族衣装を着たにーちゃんと記念写真を撮影。
後ほど売り込まれるのは必至だな(^_^;
となりには戦艦もいたりするのだった…ムービー付き(^_^;
対岸の丘の斜面が、白い建物で埋め尽くされてたりするのが、
また、気分を盛り上げてくれる(^_^)
中には日本人の(主にじーさんばーさん)観光客も多く、英語や日本語でも
ツアーやら船内の免税店やらの情報が、アナウンスされたりしている。
そうこうしているうちに、出航である(^_^;
今回の船旅の航路はこの辺(^_^;
無人島も含めて二五〇もあるらしいギリシャの島々。
有名なのは二十五程度で、今回はそのうちの三つを巡る定番ツアー。
ピレウスを出てイギナ島の東を抜けてイドラ島で上陸。
そこから戻ってボロス島に上陸し、更にイギナの西海岸に上陸し、
ピレウスに戻ってくるルートだ。
当面は船内を探索して、朝日を浴びるのであるが(^_^;
最初の三時間以上は、ひたすら海を進むのであるが、
出会う島は、以外と荒涼としてて、あまり何かが育ちそうにない。
石灰質が多いのか、とにかく岸壁が切り立ってるし。
最初は風が冷たかったけど、昼になるころにはデッキが大人気であった…
そしてイドラ島に到着(^_^;
ロバと馬しかいなくて、車は一台だけだとかいうこの島。
最初の寄港地で、どうもギリシャ本土から離れるほど海がきれいとかで、
ビーチもある。もっとも、普通の人はここからボートで、
連れてって貰うらしい(そんな船が波止場にいっぱいあった)
島にはロバも馬もいれば、猫も犬もいる…猫はオッドアイでした(^_^;
まあ、猫も犬も馬もロバも慣れているのかおとなしいもんである。
ロバや馬に乗っての観光もあるらしいけけど、滞在時間一時間程度ということで、
自分の足であちこち行ってみることにする。
といっても、湾の近くをうろついて高台に登るくらいであるが。
波止場には店が軒を連ね、小魚が泳いでいるのも見える(^_^;
*****うんちく*********
イドラ島は、ギリシャ、サロニカ諸島の島。
サロニカ湾とアルゴリコス湾の間に位置する。人口約3000人。
アテネやピレウスとは定期高速船で結ばれており、
観光地として既に確立されている。
島は自動車乗り入れ禁止となっており(いや、車と耕耘機を俺は見たが)、
観光客は徒歩かロバに乗るかして島を回る。
イドラという島の名前の由来は、古代ここに泉があったので、
その「水」(ローマ字:Hydrea)からきている。
現在は干上がってしまい、飲料水はボートで本土から運ばれてくる。
島内には荒涼とした丘陵地帯が広がり、
その中に空き家となった農家や、ギリシャ正教の修道院がある。
だそうである(^_^;
路地の風情も白壁がとてもよい雰囲気で、奥にちょっとした美術館もあったりする(^_^;
金属加工が特徴なのか、服は立体的な打ち出しの金属で出来ていて、
顔の部分だけが、絵だった。
他にも同様な飾りが多かった気がした。
さてと、湾の奥へと路地を上って歩き始めてみる…海岸沿いは海が奇麗…風が心地よい(^_^;
波止場から先に進んで行くと、海岸線に沿った道に出る。
南国風の茅葺き屋根的なレストランや、
小さいビーチもあったりする。
途中まで歩いて行ってから、方向転換をして、
丘を上って戻ってくるショートカットコースを選んでみたが、
普通に馬が木に繋いであったりでびっくり(^_^;
で裏道を歩いてみると馬糞だらけだった…階段は年期が入ってつるつる(^_^;
本当に危ないくらいつるつる。
どんだけ歩けばこれだけツルツルになるんだ?とうほど。
細い路地の階段はゆっくり降りないと怖いが、雰囲気はとってもよい(^_^)
まあ、途中の高台からの眺望は良かったけどね。
ムービーをどうぞ(^_^)
美味しそうな海産物もあるが船に戻ったら食事。壁の穴には一羽ずつ鳩が巣を作ってた(^_^;
エジプトだったらこうやって鳩を飼うんだろうけど、
ギリシャもそうだったけか?
まあ、坑の数からは飼育しているようではなかったけどね(^_^;
家の軒からは、色鮮やかな花々が覗いて、南国気分全開でした(^_^)
瞬く間に一時間が過ぎて、船は出港。
なんだか、本当にあっという間だった。
もうちょっと山の方とかも上ってみたかったんだけどな〜
さて、出航と同時に食事の開始(^_^)
三層になった船の一番下層に皆集合して相席での昼食会。
サラダがから始まって、ギリシャ風料理が続くのだが、
なんでかお腹いっぱいである。
いつものように、ツアーガイドのおばちゃんに気に入られた知人は、
お代わりしてました…さすがである。
ちなみに、飲み物は全て有料だったので、
自前のポットからお茶を飲んでましたとさ(^_^;
葉っぱで巻いた根菜のすり身みたいなの、ちょっと苦手でした(^_^;
さて、食事が終わる頃には、ほぼ次の島。
今度の滞在時間は四十分と更に短い。
ちょっとしたお散歩だけになりそうである。
どうしても名物料理である『タコ』の食いたい知人と別れて、
高いところが好きな俺は、時計塔を目指してみる。
ちなみにこんなのが並んでいる…看板は英語とギリシャ文字(^_^;
俺は、一番奥の魚よりも遥かにでかいエビが気になってしょーがなかったが、
ちょっと食べる機会は無さそうである…残念(-_-)
ギリシャ文字と英語の対比も、こうやって実地で見てると、
感覚的に覚えるよな〜。
それはさておき、時計塔を目指す…ちゃんと案内がある(^_^;
道々、土産物の店から声をかけられるのだが、
全然時間が足らないので、ひたすら時計塔を目指す。
ちょっと、迷子になったり、また、それが楽しいから始末が悪い(^_^;
ということで、高台からの一望ムービーも掲載…重いですが(^_^;
猫のたまり場を通過…本当に逃げないのな〜(^_^;
猫さんに後ろ髪を引かれつつ、船に戻り、
ひとしきり港の風に吹かれてから乗船。
知人はしっかりタコを食ったようである…見事(^_^;
そして瞬く間に出航…いくつも色の青の海を進む…気持ちいい(^_^)
************うんちく(意外に情報少ない)***********
アテネから80分で訪れるエギナ島。
港の前のカザンツァキ通りには、タベルナやカフェが立ち並び、
タクシーや観光馬車が客待ちをしている。
港から徒歩10分ほどのアポロン神殿は、1本の柱と土台の一部が残るのみとなっている。
島の最大の見どころは、紀元前5世紀に建てられたドリス式神殿のアフェア神殿。
アルカイック期の代表的な神殿で、美しい姿を今に残している。
神殿が建つ丘からアギア・マリナ湾を見下ろす景観は素晴らしい。
2つの神殿からの出土品は島の博物館に展示されている。
またこの島は、紀元前10~7世紀ごろは地中海貿易の中心地であり、
アテネと勢力争いが絶えなかったという。
ということで、アフェア神殿に到着(^_^;
色々あって、結局、二時間滞在のこの島では、現地のツアー(25EURO)を選択。
神殿に行って、教会にいって、畑を見るツアーである。
まあ、戻ったら殆ど時間はなかったのだが…
ということで、まずは、一番奥の目的地である神殿に到着したわけである。
大抵が大理石で作られているが、ここは石灰石で作られて、
その上に漆喰で化粧をしてあるらしい。
神殿の隣には、生け贄の場が(^_^;
諸説色々なので、何を信じたらいいのか分からないけど、
一番最初に出来た都市だとか、あったりする。
貨幣を造ったり、もしたらしい。
かつては生け贄を捧げていた場所も今ではみそぎの場所なのだとか。
ただ、こことアクロポリスのアテナ神殿と、スニオン岬のポセイドン神殿とは、
正三角形に配置されていて、航海には役立ったのだとか。
最後にビスタチオのアイスクリーム、2ユーロ(^_^;
この地はビスタチオの名産地なのだそうで、
こんなものも売られている…色的にはどうなんだろう?(^_^;
小振りなのはエギナ産で、アメリカさんは大きくて、
保存のために塩を振ってあるから、イマイチなのだそうだ。
確かに美味しかった。
帰り道々、ビスタチオの畑を見てみたりする(^_^)
名産のビスタチオは、ぶどうの房のようにまとめて実るのだそうだ。
(サボったのでアップの写真はありません(^_^;)
なので、たたき落としやすいとか。
大きくなりすぎると、実は実りが少ないとかで、
高さを押さえてあって、それでも一つの木から20〜30キロも取れるらしい。
それからは、水洗いして外をはいで、乾燥してといった作業で出来上がり。
港にもずいぶんとうってたみたい。
一緒に栽培されているオリーブは、収穫された翌年は休みで、
その木からは収穫されないんだそうな。
最後にお布施によって、三年前に出来たという教会を訪問(^_^)
ギリシャ最後の聖人と言われる ネクタリオスに 捧げられた アギオ・ネクタリオス修道院(?)
エギナの聖ネクタリオスは、正教会の聖人らしい。
修道院の設立と指導、数多くの著述、信徒の精神的指導、
および数々の奇蹟によって知られる。
神学者、哲学者、詩人、教育者、禁欲主義者、神秘主義者などと
称されるほどの多才な面があったとか。
歌詞は公祈祷の祈祷文によるものではないが、
全世界の正教会で愛唱される聖歌『アグニ・パルセネ』を作曲してもいる。
この聖人が帰国のときに持ってきた三十本の苗木を元にビスタチオが広がったとか、
三年通った小児まひの少年が立ち上がったとか、
土葬しても二年後の取り出しのときには埋葬した時のままだったとか、
の伝説があるらしい…ツアーのおばちゃんによると(^_^;
ちなみに教会は、イスタンブールのアヤソフィアを同じ形らしいけど、
まあ、本体部分以外の全体の設計思想とか、
内部に祭壇があるところとかは全く違うと思われる。
(スレイマーンモスクの設計技師の伝記を読んだところによると)
港に戻り、余った時間で365あるという教会のいくつかを覗く(^_^)
左の教会はしまっていて入れなかったが、
右の白い二つ屋根の港にある教会の中は入ることが出来た。
ま、なんで、こんなにあるのかね?
ちなみに牧師は60人しかおらず、掛け持ちしたり、
地元の人が担当していたりするのだそうだ。
夕陽を浴びながら港に戻る…カモメもと戯れようとしつつ(^_^)
紹介写真では、カモメにてづからクッキーを渡したりするのが
載っていたりするのだけど、チャレンジしていたおばちゃんは、
成功していませんでした(^_^;
ということで、クルージングは終了〜(^_^;
戻ったのが午後の七時で、夕食のレストランを予約したのが、
八時半なので、どーしようかとも思ったけど、
そのまま、レストランに向かってみることにする。
送迎バスを途中下車して遊歩道から、アクロポリス方面を目指す。
オリンピックまでは車が行き交っていたという遊歩道(^_^)
露天とかもあったり、お菓子を売ってたり、
花が咲いていたりと、かなりのどかな雰囲気。
スリやひったくりが横行しているようには見えない。
ちなみに、この遊歩道に面する一帯は高級住宅街とかで、
脱税と賄賂で逮捕された大臣と若い愛人の家もあるとかで、
玄関で写真を撮っている人もいました(^_^;
木の間から、見えるアクロポリスが良い(^_^)
大量のピンバッチを見つけたりもしたんだが、
スポンサーのとか、無数にあるのが殆ど2004年のオリンピックの
時のだったりするが、色がアセすぎて何が何やら(^_^;
と歩いているうちに目的の店『ディオニソス』に到着(^_^)
ツアー会社が予約してくれたお勧めの店。
料理は今ひとつという話だったが、
景観は秀逸らしい。
予約していたせいか、壁際のボックス席…おおすがの景観(^_^)
なんだか、目の前の帽子を反対にかぶったじーさんが、
写真を撮りたいらしく、ぶーぶー文句を言ってたが、
予約もせずに、料理も頼まずに無理だろ…アマチュアでは…
(機材は立派だったが、とてもプロではない感じだった(^_^;)
それはさておき、スープと伝統料理を注文(^_^)
ちょっと酸味の利いた魚のスープと、
デミグラスソースのかかった豚の白ワイン煮らしい。
肉はもうちょっと柔らかくなっていても良い気がするけど、
まあ、なかなかということにしておこう。
日本を発ってから初めてのビールが旨い!(^_^;
談笑しながら景観をほめていると、
ウェイトレスが、もうすぐライトアップされると教えてくれた。
おお…なるほど…これは良い(^_^)
確かにここは良い。
もっとも、奥の席は更に展望が良く、ドレスアップした紳士淑女が
談笑するハイソなエリアであったが。
なかなかのセレクションであった(^_^)
最後に店の構えを撮影して、店を後にしましたとさ(^_^)
帰りは危険を回避してタクシーに乗車。
小型のナビにちょっと興味を持ちましたが、
まあ、十分に満たない移動でホテルに到着。
5EUROで24時間のインターネット接続を購入し、
日本とちょっとスカイプしてから、明日に備えて寝たのでした。
明日も晴れますように!(^_^)
05/27 アテナ市内闊歩と『たこの足料理』(^_^;
さて、翌日は早朝散歩ツアーということで、八時にホテルを出発〜(^_^;
まずはシンタグマ広場へ移動(^_^)
ここを起点に移動を開始する。
一応、周囲のなだたるところを総なめするらしい。
地下鉄にも乗る計画である。
地図を再掲(^_^)
シンタグマから、公園を抜け、ゼウス神殿を抜け、
馬蹄形の競技場へ行き、そこからアクロポリスに戻って、
地下鉄に乗ってアテナ大学方面へ行って、
戻ってくるようなルートでわる。
乗らないが、入り口まで行ってみる(^_^)
アテナは掘れば遺跡が出る場所らしく、
地下鉄を作るたびに遺跡が出てくるので、
こうして、現場で展示してあるのだそうだ。
公園を抜けて移動(^_^)
この辺の公園とか、国会議事堂とかは王制時は王族の持ち物だったらしいが
現在では解放されていて公園とかになっているのだそうだ。
まだ、人気も少なく、空気がヒンヤリとして気持ちよい。
次にゼウス神殿に到着(^_^)
かつては104の列柱のあった荘厳な建物だったらしいが、
現在は立っているのはこれだけで、四方にはくだけた欠片が
置かれている。
なんでかそこに亀もいたりする(^_^)
遺跡は正確に東西南北を向いているらしいし、
遺跡の周囲も遺跡であったりする。
ゆっくりと四方を巡ってみる…滞在時間は十五分と指定されている。
どーんと見る(^_^)
ちなみにローマ風呂遺跡もありました…資料的写真撮影(^_^)
ここから、更に歩いて競技場を目指す。
この辺の通りは、かつては川だったらしいのだが、
蓋をして道路としているのだとか。
競技場に到着(^_^)
ここもオリンピックの時に大改修されて、現在の姿になっているが、
かつては、遺跡、だったらしい。
ここの場所になんと五万人以上が収容出来るのだとか。
そこまでとは思わなかった。
ま、ここからはタクシーでアクロポリス方面に移動。
ちなみにこんな写真がある…NGジェスチャ集(^_^;
ちなみに、ギリシャの手のひらを見せるのNGは、
別にタクシーを止められないのじゃなくて、
目の前に、ドーンと手のひらを見せつけるようにしては、
駄目、ということなのでした…なので、タクシーは普通に、
止めることが出来ますです(^_^;
アクロポリスの前に『アゴラ遺跡』を望む高台へ登る
正面のツルツルの階段を上ったが、
左手には金属の階段もあります(^_^;
まあ、おそるおそる上って見下ろす。
アクロポリスとアゴラの間にあるのが分かる…ムービー付き
古代アゴラ
ここ、古代ギリシャでは「政治、宗教、文化施設の集中した所」の
意味を持つらしい。
現代では「市場」を指す。
入り口の所にこのような看板があるらしい。
The Athenian Agora
View from the North
見学コースとして、このアゴラの中を歩いて
向こうに見えるアクロポリスに入るのが良いらしい。
さて、ゲートを通過して、あこがれのアクロポリスへ(^_^)
ちなみに、誤摩化して入ろうとするのが多いので、
バーコードでのゲートが出来たのだとか。
滑るのと、スリとひったくりに注意だそうで(^_^;
犬が何故かいっぱいいる脇を抜け、円形劇場を横に見て(^_^)
ちなみに、この円形劇場は現在でも使われていて
実色々とイベントの際には、催しが行われるとか。
メンテナンスのためか、幾分か封印してある。
城壁を見上げつつ、歴史の門『プロピュライア』を潜る(^_^)
ここの遺跡も、東西南北にきちんと向いているらしいのだが、
実際にはこの門は裏にあり、遺跡自体は反対側の東が正面となっている。
とはいえ、正面に行ってみても展望台があるだけなのだが。
入れば、あちこちに案内もある(^_^)
***********うんちく*************
ミケーネ時代のアクロポリスはまさに王城(城塞)。
アテナイのそれもエレクテウス王以下の諸王の居城であったと伝えられている。
ポリス成立後は、神殿や有事の際の避難場としての機能を有する宗教的、
軍事的中核として位置づけられるようになった。ポリス成立以前の王城は、
都市国家のシンボルとしてのアクロポリスへとその姿を変えたのである。
ホメロスによる叙事詩『オデュッセイア』には、
「魂のアクロポリス」「肉体のアクロポリス」といった比喩的表現もあるとか。
アクロポリスのなかでも有名なのが、ここアテナイのアクロポリス。
ペルシア戦争時に木造建築のために全てが灰に帰したと伝えられているが、
その後の石造建築による再建の結果、ペリクレスの時代に最も輝かしい時代を迎え、
今日の私たちの知るアクロポリスが誕生。
パルテノンは結構近代的施設でレストア中(^_^)
現在この丘には、古代ギリシア美術を代表する4つの傑作、
パルテノン神殿、プロピュライア(神域の入り口の門)、
エレクテイオン、アテナ・ニケ神殿がある。
二千年の歴史を刻んだパルテノン神殿は、白色とも桃色ともつかない
光の加減で変化する大理石の柱46本が青空を背景に荘厳な雰囲気を漂わせている。
こんな感じで、どどん(^_^)
レリーフなんかのいくつかは大英博物館にあるとか。
本当にあそこは、何でも有るなぁ…
とりあえず、想像力で補完してみる。
それで保管出来ないのは、あったという巨大なアテナ像。
パルテノン神殿建造の総監督だったフェイディアスの作とされていて、
高さは12メートル、衣類と装飾品はすべて黄金(一トンになるとか)。
さらに肌の部分はすべて象牙で作られたと伝えられている。
現在では、残念ながら12メートルの巨大像はその痕跡すらのこっていない。
アテネの考古博物館には高さ1メートルほどの縮小像があるらしいが、こちらはローマ時代の摸刻。
こんなのである…美しい(^_^)
ルーブルとかで、ミロのビーナスとか、サモトラケのニケ像をスケッチした瞬間は
幸せであったが…ここでの滞在時間ではそれは無理な相談(^_^;
あと、今は無いニケ像は、飛んで行かないように翼が無かったとか。
ちなみに正面の展望台から振り返るとこう。ムービー付き(^_^)
いやもう、凄い景観だなあ…
ちょっと乗り出すと、下が絶壁なので怖い怖い(^_^;
つくづく、どーやって作ったんだろうかと思う。
戻って右側の『エレクテイオン』(^_^)
複数の隣接している神聖な聖跡や祭祀所を同居させる関係上、
非常に複雑なデザインが施されていることで知られているらしい。
主な構造物として4つの区画があり、
(あれ?アテナ像があったのこっちだったかな?)
最も大きな構造物は東側のドーム状会議室 (cella) で、
これはイオニア式の柱廊式玄関が東側区画の終端まで続いている。
現代ではバルコニーと会議室を通して祭壇に設置されたアテナの女神像
が民衆を見下ろす公衆の講壇であったと考えられている
天井の彫刻は凱旋門とかに似ている(^_^)
ここの広場のようなところが『アテナ・ニケ神殿』の跡(^_^)
17 世紀のヴェネチア人による砲撃によって
大きく破壊されたパルテノン神殿の柱廊は、間違った構成を再配置して、復元されたらしい。
アテーナ・ニーケー 神殿は、残っている完全な部分を適切に再配置するまでの間にあり、
唯一未だ完成していない建築物…残念。
本当に足下はつるつるで気をつけながら門へ戻る(^_^)
ここ『プロピュライア』の屋根と床は、
新しい大理石によって作られた屋根で一部分が修復され、
オリジナルのような青と金の挿入物で装飾されたらしい。
再修復後の姿が期待されるねえ(^_^)
迂回路を抜けて、そしてもう一度振り返る…(^_^)
現在の修復は、1975 年に始まり、まもなく終了するらしい。
この修復の目的は、経年劣化、汚染、戦争による破壊、
過去の間違った修復を直すため。
これはアクロポリスとその斜面から、残った石を小さな物まで集め鑑定し、
できるだけ元の素材で修復させようとする試み。
すべての修復にはチタンの釘が使われており、未来の専門家が変更する時のために、
完全に戻せるように設計されているんだとか。
最先端の近代技術と、古代の技術の広い分析と再発明が組み合わされ使用されたらしい。
で、出口…表示も大理石(^_^)
もどりしな、『デュオニソス劇場跡』を正面から見てみる(^_^)
アクロポリスに隣接しているので、まあ、中にあるのではない。
ディオニソスはギリシャ神話に登場する酒と演劇の神。
規模は巨大ではないが、演劇上演には適当な大きさ。
劇場の歴史は古く、紀元前6世紀にさかのぼると言う。
アクロポリスには隣接する博物館もある(^_^)
中には、アクロポリスの全景模型もあるのだとか。
他の場所と違わず、掘れば遺跡の出るアテナの博物館らしく、
全面ガラス張りで、入館前の入り口からも、
足下の遺跡が見えるところが凄い。
今回は、入り口を見ただけでした(^_^;
さて、また地下鉄にのってアテナ大学を目指す(^_^)
ちなみにやっぱり石像がある…まあレプリカだが(^_^)
そこかしこにこーゆーのがあるのが凄い。
ヨーロッパ人の芸術家は、子供のころから、こーいった造形に触れて、
センスを磨くのだろうか?
ミイラもあったりするので、芸術だけではないかもしれないが(^_^;
地下鉄二駅ほどで到着…大学と博物館?(^_^)
時間が無いので、前を通り過ぎただけ。
うんちく的には、また別途。
というか、まじめに見た時に。
今はコイン博物館になっているシュリーマンの邸宅(^_^)
トロイの遺跡を発見した有名人シュリーマン。
奥さんは十七歳でオデュセイアを暗唱してたというソフィアさん。
仕事を成し得てからの、結婚と発掘だったらしいけど、
やることをやる人はそーゆーもんだろうなぁ。
ただ、色々成果を残している著名人は、三十〜四十が最盛期のことが多いから、
やはり、珍しいのかもしれないが、ただ者ではない…いいなぁ…(^^;
衛兵の交代式の楽隊が行進してくる…ムービー付き(^_^)
国会議事堂?の前の衛兵の交代式は、名物イベントらしい。
通常は歩道の方を三人でくるらしいのだけど、
日曜だけは楽壇付きの大行進。
片足を高く上げて、打ち鳴らす独特の歩き方で行進。
周囲は人だかりである。
道路に出て一緒に行進する子供とかおっさんとかもいたりする(^_^;
無名戦士の墓の前での交代式を横目にホテルへ(^_^)
ほぼ三時間の、行程を高密度に過ごしました。
ということで、ホテルで出発の準備をしてから
最後の昼食に出かけることにするのでした。
タコを求めて、『キダシネオン通り』のビザンティノへ(^_^)
ここの通りは、繁華街というかなんかで有名らしい、
客引きに熱心なレストランや、土産物屋なんかもあって、
結構、賑わっている。
今更ながらアテネの地図を掲載。クリックで大きくなります(^_^)
のどかな午後である…老夫婦も仲良く手を繋いでお散歩(^_^)
日曜なのに、この辺は人でもあるらしい。
観光ツアーの列や家族連れも通り過ぎて行く。
そんな光景をのんびりと眺めながら、食事を待つ。
地元ビールとタコ料理で昼食(^_^)
和的な感じの味ではなくて、スパイシーでガーリックなかんじでしたが、
外はかりかり、中はもっちりな感じで、
結構、美味しかったですね。
見た目より量があって、ビール飲みきれませんでした。
バス停に戻ると、出発直前。
チケットを買って飛び乗って、空港へ。
つつがなくチェックインをして、
前金還付に旅立った知人と別行動に。
最後にラウンジで一息…まあ、あまり食べ物無いけど無線LANは使えた(^_^)
Skypeで日本と通話したあと、
疲れたのか、睡魔に負けて居眠り…
あまり、時間がないのに危ない危ない(^_^;
最後の機内食(^_^)
コメ粒みたいな形状のパスタの、
ちょっとしょっぱい(アンチョビ?)味が、
汗をかいた体に良いのか、珍しく食べきってしまいました(^_^;
やや遅れてジュネーブに無事到着。
どうなるかとドキドキでしたが(^_^;
あ〜、それにしても楽しかった…次回はサントリーニ島かぁ!?
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